ミラノ ZARA オムニチャネル型コンセプトショップみてきました。まあ、あかんな。あれじや。

cof

 

メンズの横に展開してました。ワンフロアのみ。まあ、入店客は入るんですが、ほんの数秒で出てくるイメージですかね。スマホを使ってる人はゼロですかね。男女セットのスタッフが四組以上いましたが何をすることなく。というのでした。まあ続かんでしょう。

「盛る」カルチャーと新しい広告のかたち

昨年10月、電通メディアイノベーションラボの天野彬氏の著作『シェアしたがる心理―SNSの情報環境を読み解く7つの視点―』(発行:宣伝会議)が発売されました。

同書で展開した議論を深掘りするべく、これまで3人のゲストと対談をしてきましたが、シリーズの最終回となる今回は、人気アプリ「SNOW」を手掛けるSNOW Corporation 日本統括の崔智安氏を迎え、「盛る」カルチャーが写真や動画を使ったコミュニケーションにどのような影響を与えているのか、ひいてはそれが広告にどんな新しい風を運び込むのか、その今とこれからについて考察していきます。

左から天野彬氏(電通メディアイノベーションラボ)、崔智安氏(Snow Corporation 日本統括)
左から天野彬氏(電通メディアイノベーションラボ)、崔智安氏(Snow Corporation 日本統括)

日本の「盛る」カルチャーの特徴とは !?

天野:この対談のキーワード「盛る」に、まず定義を与えておきましょう。オリジナルの意味は、文字通り「髪を盛る」などかつてのギャル文化に顕著な「外見を派手に見せる」ことでしたが、今ではそこから転じて自分の容姿を良く見せること一般を指す言葉になりました。

良い角度で映った写真に、「盛れてる!」というのはまさにそういった意味ですね。そのような「盛る」の用法を大きくけん引しているのが、SNOWだと僕は考えています。

誰もが手軽にセルフィーを、ひいては「デジタル上の自分」を盛ることができる時代を切り開き、その結果として若年層にとって写真や動画を「盛る」ことをカルチャーにまで昇華したと思います。崔さんは、このような動向をどのように捉えていますか?

崔:SNOWは、2015年9月に韓国でローンチして、11月からグローバル展開しました。日本では約半年で無料アプリの総合ランキング1位を獲得、1年後には世界で8000万ダウンロードを突破しました。SNOWの登場で、写真や動画を「盛る」という概念が一般的になったと思います。

これまでも「盛れる」サービスはありましたが、SNOWがこれほど多くの方に支持されたのは、技術的には顔認証の精度の高さだと思います。撮影時のレスポンスが早くて、瞬時に盛れる。あと、いろいろなスタンプが選べることですね。

天野:流行するウェブ・アプリサービスは、機能として優れていることはもちろん、ユーザーの価値観や行動、そしてその集積として文化にまで影響を与える要素があると考えています。

例えば、Googleなら「ググる」という言葉が生まれたり、Twitterの登場で「つぶやく」ことが一般化したり。その意味で、SNOWは、「盛る」ということをカルチャーとして普及させたわけですね。

盛ることに慣れている若いユーザーと、そうでないユーザーの間では、デジタルコミュニケーション一般におけるメンタリティーも異なるとさえいえそうです。

崔:そうですね。国によっても、憧れる顔というのは微妙に違うと感じます。韓国人女性は、髪がロングストレートでシャープな感じのキレイな顔に憧れますが、日本は、もう少し丸みのあるカワイイ顔が人気です。なのでSNOWは、日本と韓国でコンテンツを使い分けたり、ローカライズしたりすることにすごく気を配っています。

天野:著書でも欧米的な盛れる顔を志向した機能を提供するSnapchatと、アジア的な盛れる顔を志向した機能を提供するSNOWとの区別に触れましたが、さらにその中でも韓国と日本での差異など、細かなニュアンスを把握されているわけですね。

崔:他にも日本人は「ウケる」ことも重要視しています。変顔とか。カワイイ人ほど変顔したりしますよね。

天野:確かにちょっと変な顔になる加工が好きな人はたくさんいますね! おそらく照れ隠しとか、自分をちょっと下げてみる婉曲的な感じとか、そういう文化も関係しているように思います。

また最近は顔だけでなく声が変わる動画もあるのが面白いと思っていて、それを使っているユーザーは本当の自分とは違う何かになりきって、普段はやれないことや言えないことを発信して面白がっている気がします。

「盛る」テクノロジーによって、自分自身を拡張して遊ぶ感覚がそこには見え隠れしているかのようです。

ちなみに、SNOW利用者の男女比はどれくらいですか?

崔:男性が3で女性が7です。男性が意外と多いなと感じるかもしれませんが、今の10~20代男子は、中性的なカワイイ感じの顔が人気で、そういう顔になりたいと思っている子が多いです。だから顔を盛ることに抵抗はないし、自撮りの写真をSNSにどんどん投稿して自己表現をしていくのが当たり前になっています。

天野:盛って自撮りをしてシェアする文化は、やはり若い世代から醸成されているのですね!

「盛る」時代の使ってもらえる広告論

天野:アプリを使って盛ったものをみんなでシェアする場に、企業のコミュニケーションが重なり合っていくようになったのが、ここ数年の新しいトピックだと思います。

例えば動画フィルターを使うと"ブランドのキャラクターが顔にマスクされる"といった機能も今では一般化してきました。僕はこうしたブランドとユーザーとの間の新しい接点に注目しており、これこそが例えばLINEのスタンプのような「使ってもらえる広告」の、ビジュアルコミュニケーション時代ならではのアップデートだと思っているんです。SNOWではどのような施策を行っていますか?

崔智安氏(Snow Corporation 日本統括)

崔:これまでの広告は、企業側から一方的に情報を流して、ユーザーにどうぞ見てくださいというのが一般的だったと思いますが、近ごろは広告に対する消費者のリテラシーがすごく高くなっています。

SNS時代においては、ユーザーがブランドや商品を理解し、自分なりの表現で、自分がメディアとなって発信するのが、最も説得力のある広まり方だと考えています。昔から口コミやバイラルはあったのですが、そのための便利ツールとしてSNSが登場したので、バイラルのスピードや引き込まれ方が速くなりました。

SNOWを広告媒体に選ばれる企業からは、自社ブランドのスタンプをつくってほしいという要望が一番多いです。ロゴやキャラクター、商品を露出したスタンプをユーザーに使ってもらうことで、コミュニケーションを取りたいと考えていて、これまでに数十社とタイアップしました。

ただ、SNOWを媒体にする場合、今までの広告と同じようには考えられないと思います。SNOWは見るものではなく、スタンプで自分のオリジナルの表現をして、それをみんなでシェアするものだからです。

われわれとしても見てもらうのではなく、やってもらうことが大前提なので、ブランドや商品のイメージを残しつつ、かなり面白いものをつくらなければいけないというハードルの高さを感じています。

天野:口コミというのは、考えてみれば昔からあったわけです。本当に良いものは伝えたくなる、好きなものをシェアしたくなるのは普遍的なことですから。では今、何が重要なのかといえば、それが今の時代はメッセージ的に1 to 1で伝えるのか、ソーシャル的に1 to Nで伝えるのかなど、広げ方も多様化し、そして細かな単位で頻繁にシェアされるようになってきたことだと思います。

だからこそ、そのきっかけづくりが重要となっています。言い換えれば、企業やブランドが、生活者とこれまでになかった関係性を築いていくチャンスが増えているわけですよね。

崔:そうですね。さまざまな企業にSNOWを利用いただいていますが、ユーザーの反応もよく、多くの方に満足いただいています。

ARで“空間を盛る” 時代へ

天野:この分野はテクノロジーの発展も日進月歩ですよね。今後やりたいことを聞かせてください。

崔:最近、SNOWはアウトリンクを搭載しました。これによって、SNOWで撮った写真を企業のブランディングページやキャンペーンページに、そのまま飛ばせるようになりました。撮影→保存→投稿の手間が少なくなることで、企業にとってはコンバーション率が上がり、ユーザーもキャンペーンなどに参加しやすくなります。

天野:コミュニケーションの敷居を下げることは大事ですね。ユーザーはちょっと面倒だとすぐ離脱しちゃいますから…特にスマホユーザーはその傾向が顕著です。これまで以上に、サービス設計の上でステップ数をいかに減らすかが大切になってくると思います。

崔:それから、今年一番のアップデートは、ARスタンプの登場です。SNOWのアウトカメラを通して見ると、実際は何もない空間にバナナが出てきたりして、そこに人がいると、その人がバナナを見ているような動画遊びができます。今後はフロントカメラだけでなく、アウトカメラでの世界もSNOWを通して映し出したいと考えています。

ARスタンプの画像
ARスタンプの画像

天野:ARスタンプ楽しいです! この機能は、ユーザーにとって、どういう面白さやメリットがありますか?

崔:それは VR に近いことかもしれないし、空間を盛ることかもしれないですね。例えば、子どもと ARキャラクターが遊んでいるシーンをパパが撮るとか。思い出の写真をもっと良く写せるようになるとか。

左上は、元画像、その他はARスタンプの画像(空を自動的に認識し、風景を一変させることができる「空フィルター」)
左上は、元画像、その他はARスタンプの画像(空を自動的に認識し、風景を一変させることができる「空フィルター」)

天野:日本のユーザーは、実はスマホのインカメラをあまり使わず、アウトカメラを使う割合が高いというデータを見たことがあります。それを念頭に置いたとき、こうした機能はすごく親和性があるなと感じます。

また著書の中では、これからカメラは「撮る」ものから「見る」ものに拡張されていくというトレンドを指摘しました。

カメラは一般的に考えれば「撮る」ためのものですが、ARの特性は現実空間と情報空間の重層(オーバーレイ)を実現することですから、そのリッチな体験のためにカメラが使われるようなるわけで、それはカメラが「見る」ためのものになる変化を意味します。

SNOWは今までインカメラで自撮りするためのアプリと認識されていたと思いますが、このようなトレンドとも合致するような、そこからの鮮やかな転換だと感じます。

最後に、企業の課題解決という面での展望も聞かせてください。

崔:アイデア次第で、表現できる商材やブランドはもっと広がると思います。例えば AR スタンプは、何もない空間にバーチャルの商材を置くこともできます。海外の事例では、高級自動車を ARで登場させて、車のオーナーになったような写真が撮れるサービスがあります。最初はそういう単純なものから始まるんじゃないかなと思っています。

他には、現在、全身を認識する技術を開発しているのですが、この技術を使えば、SNOWの中で人気ブランドの新作を着ることも可能です。今までは、店に行って服を探して着るから、時間も労力もすごくかかったけれど、それが瞬時にできるようになる。それも新しいブランドコミュニケーションのやり方だと思います。

天野:サービスの力によって企業とユーザーのコミュニケーションを体験レベルで拡張して規模を広げていくこと―これは間違いないトレンドですね。

崔:なので、やれることはたくさんあると思います。ARにしても、どう活用してどんな表現ができるか、今後の課題ですね。テクノロジーをもっと進化させていけば 、できることがどんどん増えてくるのではないでしょうか。

電通メディアイノベーションラボ天野彬氏

天野: ここまでの議論を通じて、セルフィーをおしゃれに盛れるという皆がよく知るSNOWの出発点から、大きく盛ること自体をアップデートしていく可能性を伺えたのがとても印象的でした。

自分をよく見せるだけでなく、場を楽しくするとか空間を楽しくするとか、そういうユーザーにとっての効用がこれから支持されていくサービスの要件でもあると思います。

そしてブランドがそこに乗っかることで、良いコミュニケーションや関係づくりをしていく余地がまだまだあるなと感じることができましたし、私もSNOWユーザーの一人として今後に期待したい気持ちが高まりました。本日は貴重な機会をありがとうございました!

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デジタルは、広告に起こった最も素晴らしいできごと

皆さんこんにちは。

今回は最終回なので、総括としてこれまでのスタンフォードでの学びを通じて「広告」について考えてみたいと思います。

多くの貴重な学びをくれたスタンフォード。このネットワークを生かして、これからも新しい気付きや視点を獲得し、皆さまにシェアしていければと思います。
多くの貴重な学びをくれたスタンフォード。このネットワークを生かして、これからも新しい気付きや視点を獲得し、皆さまにシェアしていければと思います。

広告は、インターネットに必要不可欠な存在

シリコンバレーおよびスタンフォードの人たちは広告というものをどう捉えているのか。テックやメディア、広告に関わる業界人たちと接する中で、彼らの共通見解は上記の言葉に凝縮されていると感じます。「実質的な、コンテンツおよびフリーミアムサービスの対価である」「ウェブを生かし続けるための酸素のようなもの」。人によって表現はさまざまです。事実GoogleとFacebookという世界を代表する2社の収益の大半は広告事業によるもの。この2社に限らず世界中のインターネット企業が広告収入の恩恵を受けています。

改めて考えると、広告とは実に影響力があるビジネスなのです。「広告というマネタイズシステムをどのように進化させるか?」という課題には大きな価値があり、世界は新しい仕組みの登場を待っています。その進化の可能性を研究し、実験を続けることは広告会社の使命といえるのではないでしょうか。

デジタルは、広告が進化する最高のキッカケをくれた

スタンフォードには広告をテーマに教える「Advertising and monetization」という講義があります。そこにゲストスピーカーとして登壇したのが、アメリカの広告業界で活躍し、電通イージス・ネットワークのCaratグループを経て、現在はサンフランシスコを中心に、自らの会社でCEOやCMOらトップマネジメント向けコミュニケーションコンサルを提供するジョン・デュラム氏。4マス隆盛期を中心に活躍し、業界の酸いも甘いも知り尽くした大ベテランから出た言葉で特に印象的だったのが、下記の内容です。

「デジタルは、広告に起こった最も素晴らしい出来事だと思います。われわれはデジタルのおかげで、ようやく、消費者一人一人を理解し、カスタマイズされた情報を届け、しかもその効果を測ることが可能となった。これは、我々の業界が育んできたクリエーティビティーを生かす上で本来理想的な環境であり、こんなに喜ばしいことはない」

広告主の先にいるのは、一人一人の消費者。消費者に喜んでもらうことこそが、広告主の事業目的であると考えると、デジタル化の先に「人を幸せにするコミュニケーション」という未来の広告の姿が浮かんできます。

そして効果が測れるということは、仮に失敗があってもそこから学び、改善ができるということ。前回までのコラムでも見てきたように、挑戦~失敗~学習のサイクルは、イノベーションへとつながる道です。広告は、イノベーションに至るためのツールを手にしたのです。

しかしその一方で、デジタルがもたらす負の側面もあります。Fraud=詐欺、Privacy=個人情報漏えい、Viewability=視認性を伴わない広告掲出、こういった新たな問題も抱えるようになりました。「信頼が損なわれると、市場は縮小する」。経済学が唱えるように、デジタル化された新しい市場のさらなる成長のためには信頼の担保が必要です。信頼とはすなわちブランド。それを築いていくことがより一層重要になってくるでしょう。

良いコミュニケーションの本質は、人への理解

先日、広告業界出身で現在はスタンフォードでマーケティングを教えているスージー・ファン教授と話していた時のこと。「あらゆるビジネスの本質は、人の欲求を理解することにある。そして人に対する、共感を伴う深い洞察こそが、広告会社の価値なのではないだろうか」という会話がありました。

これは、第3回のコラムでお伝えしたアントレプレナーシップの、成功するビジネスの再現性を高める重要ポイントのひとつでもあります。スタンフォード発の、世界で熱い視線を浴びるデザイン・シンキングというビジネスアイデア発想手法は、まさに「人に対する、共感を伴う深い洞察」を中核としているからこそ、未来の起業家たちに教えられているのです。

ビジネススクールでは、学生を大ざっぱに2種類に分けるときによく「Quants(クォンツ)&Poets(ポエッツ)」という言葉を使います。前者は、定量的・論理的・サイエンス。後者は、定性的・直観的・アート。いわば理系と文系というニュアンスに近いかもしれません。経営領域は戦略的思考をベースとし、最後は数字で語らなければならないので、Quantsが重視される傾向にあります。実際、ビジネススクールの学生の出身業界を見るとファイナンスやコンサル出身者の比重が高い。対してマーケティングや広告の出身者はまだ少数派といえるでしょう。

これはビジネススクールにおいてデザイン・シンキングのようなマーケティング領域に近い方法論が注目を集めていることと無縁ではないと感じます。われわれが業界の中にいると当たり前に思うようなことも、一歩外の世界に出ると大きな価値を持つのです。スタートアップ企業をはじめ、マーケティングや広告に比較的なじみがなかった領域にこそ、成長チャンスが無限にあるのかもしれません。

私が所属するMSXプログラム104人のクラスメートの中で、広告バックグラウンドは私1人のみ。世界の舞台では日本人の広告業出身者は希少で、異業種からなるチームで大きな相乗効果が生まれうるかもしれません。(著者、広告についてプレゼン中)
私が所属するMSXプログラム104人のクラスメートの中で、広告バックグラウンドは私1人のみ。世界の舞台では日本人の広告業出身者は希少で、異業種からなるチームで大きな相乗効果が生まれうるかもしれません。(著者、広告についてプレゼン中)

成熟したものが、変わるために必要なものとは

ビジネススクールではケーススタディーを重用します。ビジネスケースとは、いわばその会社の人生。この1年間、多様な会社の人生を見せてもらいましたが、個々さまざまな違いがある一方、共通することもあります。それはあらゆる会社が、「生まれ=Startup」「育ち=Scale」「成熟し=Mature」、いずれは老いるということです。

例えば、1901年に創業した電通も117年前はStartupでした。通信事業から広告事業へとビジネスモデルの転換を経て、マスメディアの黎明期にリスクを取って挑戦し、国内そして海外へと拡大し、今があります。

新しいモノを生み出すアントレプレナーシップが注目を集めもてはやされることは自然です。しかし、成熟し大きくなった組織はどうなっていくのでしょう。老兵は去るのみなのでしょうか、それとも、再び新しい成長のサイクルへと、自らを生まれ変わらせることができるのでしょうか。

電通と親交の深い、マーケティング、ブランド論の大家であるデービッド・アーカー氏。彼の娘であるジェニファー・アーカー教授はスタンフォードビジネススクールでマーケティングを教えています。彼女が行っているマーケティングおよび経営分野における新しい試みのひとつが、個人および組織の働く目的を問い直す「Rethinking Purpose」という人気講義です。講義のゲストスピーカーとして登壇したデービッド・アーカー氏が、組織が己と向き合い「自分にとって何が最も大切なのか?」という目的を見直すことの重要性を語っていました。

「なぜ私は働くのか? そこが明確な人は強い。そして、社員たちが心から共感できる目的を持つ組織は強い。組織の目的を、社会に対する付加価値という高い次元で捉え、社員が共感できるものにすること。全ての活動をその目的達成に対して一貫させること。そしてそのような組織の生きざまを、唯一無二のストーリーとして、働く社員および社会に対して語っていくこと」

これまで目的としていたことを見直す。必要ならば新しい目的を創り出す。これは組織が変革するために必要なことなのです。しかしそのためには、顧客、消費者、社員、投資家、および関わるすべての人々と真摯にコミュニケートすることが欠かせません。人と人が対等に、「生き方」のレベルで深く向き合う。そのような根本的な姿勢こそが、組織のイノベーションには欠かせないのだと強く感じました。

デービッド・アーカー氏と。(UCバークレー大学ビジネススクール、Haas school of business名誉教授)
デービッド・アーカー氏と。(UCバークレー大学ビジネススクール、Haas school of business名誉教授)
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大学生のリアルな一日を追う!

電通では産学共同プロジェクトとして、明治大学商学部・藤田結子ゼミと共同で約1年間、大学生19人の日記調査を実施しました。ゼミに所属する大学生と一緒に分析し、現代社会における若者生活とメディアとの関わりについて調査研究を行ってきました。これから3回にわたって、日記調査から読み解いた「大学生のリアルな生態」を、共同研究で得られた知見を含めながら明らかにします。 

まず第1回は、2人の大学生のリアルな1日の過ごし方を紹介しながら、私、木伏美加が、リサーチャーとして最近の大学生に見られがちな特徴を解説したいと思います。

Case1.大学生のとある1日-Aさんの場合

 

仕事に行く前の母と父と、綾野剛とブルゾンちえみが兄妹という設定のCMを見て、どこのCMかという議論になった。どうやらわたしの家族は携帯のCMをよく見ており、母とはジャスティン・ビーバーのCMの話を以前からよくしている。ちなみに母はジャスティンが好きでよく聴いているがわたしはぼちぼちといったところである。

 

わたしは先輩Xの生活を聞くのが好きで、自転車に乗って職場まで行くだとか、東横線の駅に全部降りて、すてきなお店を探したとか、毎朝7時には起きて、走って、コーヒー店に立ち寄るだとか、スマホにアプリが8個しか入っていないことや、先輩Xの撮るフィルムカメラの写真などたくさんのことを聞いた。まねしたくなるような人だなといつも思っている。

 

この日は9月にあるULTRA JAPANのチケットの先行発売だった。22時開始だったのでどうしても一回バイトを抜けたいため、アップルウォッチを21時55分に前もってセットしておいた。遠距離恋愛をしている彼氏が、日本に来る時に一緒に行くと決めていたので意気込んでいた。

《リサーチャーの解説》

note①の記述からも分かるように、最近の大学生は家族との仲が良く、家族間でのコミュニケーションも活発です。LINEのグループトークでやりとりしていたり、家族旅行に行くことも多いようです。朝の忙しい時間帯でも家族間でのコミュニケーションは大事にしていることが分かります。

最近の大学生は、芸能人やモデルよりも身近な人を憧れの的として、ファッションやライフスタイルの参考にしている傾向にあります。実際にAさんも先輩Xの話から影響を受けています。まさにC to Cコミュニケーションが成り立っています。ちなみに、あまり意識することなく異性と行動するのも最近の大学生の特徴の一つです。男女で食事に行ったり、旅行に行ったり、フラットな感覚で楽しんでいます。

昨年、「インスタ映え」という言葉が流行語大賞を取りましたが、やはり写真映えや特別な体験に対してのモチベーションは高いです。人気のフェスやイベントのチケットは売り切れが続出するため、万全の態勢でチケット確保に臨んでいます。

最近の大学生と話していると、とても効率よく生きているなと感じることがあります。高い目標を掲げるよりも身近な目標を設定した方が満足感を得られやすい、普段特別なことをしていなくても「ここぞという時のイベントに参加することで充実感が得られる」と考えているのでは、と思います。両親との関係性に関しても、「反発するよりも仲良くしている方がいい」ことを早い年齢から感じているのかもしれません。

Case2.大学生のとある1日-Bさんの場合

 

昨日の21時半から、自主映画のエンディングに挿入するためのストップモーション動画を友達Xと2人で自分の部屋で行っていた。友達Xは途中からほとんど寝てしまったような状態だったため、後半は自分一人で黙々と作業していた。地道な作業ではあるが、細かい作業自体は嫌いではなく、結構自分に向いている気がした。

 

友達Xはゼミの発表の準備を始めた。私の部屋に行くと、以前私が話に出したKH Coderを使いたいという。私もKH Coderを使う練習もかねて、準備の手伝いをすることにした。なにかの作業の間はパソコンで延々と好きな音楽を流すのが習慣となっているため、このときも自分の好きな音楽をSpotifyで流していた。

※KH Coder…テキスト型データの計量的な分析やテキストマイニングのためのフリーソフトウェア

 

友人Yに電話で誕生日おめでとうと伝える。友人Yはこれからバイトらしく、そのバイト先が公園から歩いて行ける距離なので、友人Xと二人で会いに行こうということになった。バイトは23時からということだったので、それまでもう少し公園でのんで時間をつぶす。

~~~~~中略~~~~~

直接誕生日を祝って、Yが働く姿を動画におさめる。一緒に遊ぼうという話になったが、休憩時間まで時間があるため、私とTは別階のサイゼリヤにむかう。

《リサーチャーの解説》

note①の記述を読んで驚いた方もいるかもしれません。大学生映画監督や学生クリエーターの存在が話題になるなど、大学生の「創作活動」が注目されています。スマホできれいな写真や本格的な動画が撮れるようになり、表現の幅は格段に広がりました。それに伴い、最近の大学生の間で「創作欲」が上昇傾向にあり、映像や写真だけでなくアクセサリーや雑貨を作ってブランドを立ち上げる若者も増えてきています。今回の日記調査でも、大学生自身が撮影した写真を提供してもらいましたが、その写真のクオリティーの高さに驚かされました。

自己表現が活発になってきたことに伴って、さまざまなツールを使いこなす大学生が増えてきているのも確かです。このBさんも、特殊な分析ツールを使ってデータ分析をしようとしています。やはり、デジタルネイティブ世代はテクノロジーに対しての抵抗も少なく、一見難しそうなツールでも簡単に使いこなしてしまうようです。

「SNSなどコミュニケーションツールが発達したことで、デジタル上でのコミュニケーションが活発になっている一方で、リアルな場でのイベントごとを大切にしているというのも最近の大学生の傾向です。Bさんも、わざわざ友達のバイト先に行って誕生日をお祝いしており、さらにバイトが終わるのを待ってでも遊びたいと思っています。リアルな場でのイベントごとを大切にしているのは、デジタルコミュニケーションが発達したことの反動なのではないかと思っています。

今回紹介したBさんは、さまざまなことに興味を持って生活しており、さらにその興味を現実のものにできる環境をうまく利用しているのだと思います。友達とのコミュニケーションを大事にしていて、しっかりと青春を謳歌しているような印象を受けます。

今回は、2人の大学生のリアルな一日を挙げ、最近の若者に見られる特徴や傾向を解説しました。捉えにくいといわれている大学生の情報行動に迫るために、今後も日記調査の内容をご紹介していきます。次回はスマホを活用した大学生の「検索スキル」についてご紹介します。

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GINZAN BOYZ選抜総選挙「鑿(ノミ)セブン」、 「飛鳥くん」が繰り上げ首位に!

生野銀山(兵庫県朝来市)の超スーパー地下アイドル「GINZAN BOYZ(銀山ボーイズ)」のセカンドシングルへの出演をかけた選抜総選挙が6月16日に行われ、「鑿(ノミ)セブン」が決定した。

市民やファン、メディアを前に「ノミセブン」が発表された(生野銀山特設会場 )
市民やファン、メディアを前に「ノミセブン」が発表された(生野銀山特設会場 )

GINZAN BOYZは、史跡・生野銀山の地下などに設置された、説明用マネキンのアイドルグルーブ。観光活性化を狙って“地下アイドル”として企画したもので、60人それぞれに名前とプロフィルが設定されている。2017年7月にはシングル「ギンギラ銀山パラダイス(GGGZPDS)」を発表してデビューを果たした。

結果発表はAKB総選挙と同日の6月16日、多くの銀山ボーイズファンやメディアを前に、現地特設会場で行われ、ノミセブンメンバーを7位から得票数と共に発表。そして、首位には、なんと飛び入り参加の「Shi★cho(シチョー)」こと多次勝昭市長が得票数761で輝いた。首位に立った多次市長はビデオメッセージで登場し、市民やファン、来場者に向けて、総選挙応援に対する謝意を表明。「銀山ボーイズのさらなる活躍を考えると、この首位の座はボーイズに譲るのがいいのではないか。皆さんと一緒に盛り上げていきたい」と当選辞退を発表、銀山ボーイズへの一層の応援を呼び掛けた。

総選挙に飛び入り参加し、得票数トップとなった多次市長(Shi★cho)。イベントでは、ビデオメッセージで、首位の喜びと、その座を「銀山ボーイズ」に譲ることを表明した。
総選挙に飛び入り参加し、得票数トップとなった多次市長(Shi★cho)。イベントでは、ビデオメッセージで、首位の喜びと、その座を「銀山ボーイズ」に譲ることを表明した。

「Shi★cho」(多次市長)の辞退によって、繰り上げトップとなったのは「飛鳥くん」。そして8位だった「しずかちゃん」が繰り上げ当選を果たした。

投票は5月26日にスタートし、特設サイトではBOYZの“政見放送”動画や“選挙ポスター”を公開。投票締め切りの6月15日まで、選挙カー巡回や生野駅前での街頭演説など、熱い戦いが繰り広げられた。

「ノミセブン」選抜総選挙の特設サイト
「ノミセブン」選抜総選挙の特設サイト
市内に掲出された選挙ポスター

今後、ノミセブンはセカンドシングル発表(8月8日予定)をはじめ、観光活性化に向けたさまざまな活動を展開していく。発表イベントの6月16日にも、朝来市に隣接する篠山市で行われた「NHKのど自慢」の予選に挑むなど、枠を超えた活躍が期待されている。

「NHKのど自慢」には「ノミセブン・鉱二」が挑んだが、あえなく予選落ちとなった。
「NHKのど自慢」には「ノミセブン・鉱二」と黒子が挑んだが、あえなく予選落ちとなった。
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ヒットが出ない…!アパレル業界「トレンドの崩壊」はなぜ起きたか(南 充浩) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56185

さらにネットやSNSの浸透でマス情報が効かなくなったことでしょうね。ファッション紙がほとんど効果なくなったことなんかも大きい。これから海外の人が入ってくるとさらに細分化されるでしょうね。そのときにアパレルは成り立つのか?リアル売り場が成り立つのか?問題が更に大きくなってくると思います。

三菱地所が横浜のランドマークの周年記念にショートフィルムを公開! 不思議な会話のヒミツとは…?

三菱地所が横浜エリアで所有する商業施設とホテルの、スカイビル(50周年)、ランドマークプラザ(25周年)、横浜ロイヤルパークホテル(25周年)、MARK ISみなとみらい(5周年)の4施設が、2018年にそろって5のつく周年を迎えた。

ランドマーク

同社はそのアニバーサリー作品としてショートフィルム「4つのお祝い」を制作し、6月21日にYouTubeの公式チャンネルで公開した。

ポスター

監督・脚本を手掛けたのは、映画「南極料理人」や今年の5月に公開された「モリのいる場所」の他、Netflixドラマ「火花」などで知られる沖田修一氏。

監督
監督の沖田修一氏

ショートフィルムは、家族のように見える4人がケーキにたくさんのロウソクを飾るシーンから始まる。

仲の良い家族が誕生日祝いの準備をしているようだが、その会話は「私は一度生まれ変わっているんだ」「生まれた日に大行列ができた」など、どこかミステリアス。

実は、登場人物たちは、横浜の三菱地所の4つの施設を擬人化したユニークな役どころだ。

50 周年を迎えるスカイビル役には同い年の古舘寛治さん、高層のランドマークプラザ役には身長183センチと長身の中島歩さん、横浜ロイヤルパークホテル役は桜井ユキさん、MARK ISみなとみらい役は中村研人くんと、施設をイメージした俳優を起用した。

4人

撮影は、実在の民家を借りてロケを行い、小道具の多くはその家の物を使うなど細部にまでこだわったリアリティーのある映像は必見。

合計105本ものロウソクが揺れる幻想的な世界観の中で、それぞれの施設の目線で横浜の思い出を語るという、少し不思議で歴史まで感じさせてくれるストーリーに仕上がっている。

シーン

【WEB動画URL】
https://youtu.be/Z6Enb5K5Lmg

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三菱地所が横浜のランドマークの周年記念にショートフィルムを公開! 不思議な会話のヒミツとは…?

三菱地所が横浜エリアで所有する商業施設とホテルの、スカイビル(50周年)、ランドマークプラザ(25周年)、横浜ロイヤルパークホテル(25周年)、MARK ISみなとみらい(5周年)の4施設が、2018年にそろって5のつく周年を迎えた。

ランドマーク

同社はそのアニバーサリー作品としてショートフィルム「4つのお祝い」を制作し、6月21日にYouTubeの公式チャンネルで公開した。

ポスター

監督・脚本を手掛けたのは、映画「南極料理人」や今年の5月に公開された「モリのいる場所」の他、Netflixドラマ「火花」などで知られる沖田修一氏。

監督
監督の沖田修一氏

ショートフィルムは、家族のように見える4人がケーキにたくさんのロウソクを飾るシーンから始まる。

仲の良い家族が誕生日祝いの準備をしているようだが、その会話は「私は一度生まれ変わっているんだ」「生まれた日に大行列ができた」など、どこかミステリアス。

実は、登場人物たちは、横浜の三菱地所の4つの施設を擬人化したユニークな役どころだ。

50 周年を迎えるスカイビル役には同い年の古舘寛治さん、高層のランドマークプラザ役には身長183センチと長身の中島歩さん、横浜ロイヤルパークホテル役は桜井ユキさん、MARK ISみなとみらい役は中村研人くんと、施設をイメージした俳優を起用した。

4人

撮影は、実在の民家を借りてロケを行い、小道具の多くはその家の物を使うなど細部にまでこだわったリアリティーのある映像は必見。

合計105本ものロウソクが揺れる幻想的な世界観の中で、それぞれの施設の目線で横浜の思い出を語るという、少し不思議で歴史まで感じさせてくれるストーリーに仕上がっている。

シーン

【WEB動画URL】
https://youtu.be/Z6Enb5K5Lmg

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広告と融合してドラマをもっと面白く!史上初アドフュージョンドラマの全て!

ad-fusion(アドフュージョン)と電通が命名した、メインコンテンツと広告を融合させた前代未聞の新しい広告手法です。その第1弾として、史上初のアドフュージョンドラマ「名探偵コジン~突然コマーシャルドラマ~」が、6月20日にオンエア! 本作の構想・トータルデザインに携わったフジテレビの明松(カガリ)功さん(元めちゃイケチーフプロデューサー兼ガリタ食堂のガリタさん)と電通CDCの中尾孝年が、これまでの道のりを語り合います。

実は、大学の先輩・後輩のふたり。2年前、20年ぶりに再会して意気投合!

 

左から明松功氏(フジテレビ)、中尾孝年氏(電通)

中尾:明松さんたちめちゃイケチームが、27時間テレビをやらはったときに番組宣伝を担当して、それで超久しぶりに再会。この業界にいると、タレントやマネージャーの方々から明松さんの話を聞くたび「大学の部活の先輩なんです」と話してたんですよ。広告業界に入ったのも明松さんの影響なので、いつか一緒に仕事したいと虎視眈々と狙ってました(笑)。

明松:バラエティーの現場から営業に異動して、広告をセールスするのが大事なのは分かってたけど、僕が会社から求められている使命ってのはそこじゃないと思ってた。営業発で“番組とCMの新しい関係”をつくり出していくことが使命と思いながらも、解決策が見つからないまま1年…っていう時期にたまたま飲んだんだよな。

中尾:「何か面白いことできないの?」みたいな感じで声を掛けてもらって。そのとき、せっかくのチャンスやからって、「どうにかして、広告とテレビ番組の垣根を越えて融合させられへんかなぁ」って、そのときに感じていた問題意識みたいなのを話したら、「マジ? ほんまに同じこと考えてんねん!」って驚かれましたよね。

明松:「ドラマの中に広告が、ガガっと入り込んだら面白いんじゃないか」って、僕も全く同じことを考えていたから(笑)。

めっちゃ面白いことを考えたんですけど! 架空の台本を書きまくる日々。

中尾:根本的な構想は一瞬で共有できたけど、具体的にどういう方向に着地すればいいのか。それから、かなり考えましたよね。そもそもCMって、番組本編の流れとは関係ないところに差し込まれるものだから、融合させるには「広告は笑わすパート」っていう位置付けがいいんだろうなあ。だとすると、やっぱりバラエティーとかで笑いに笑いをかぶせるよりも、真剣なシーンに笑いをかぶせた方がメリハリが出てどっちも面白くなるなあ。じゃあ、サスペンスとか推理ものかなあって。

明松:そうやってちょっとずつ方向性は見えてきたけど、広告を物語に編み込むと決めたので「スポンサーが決まらないと脚本が上がらない」「脚本が上がらないとタレントをキャスティングできない」「タレントをキャスティングできないとスポンサーが決まらない」っていう、まさに負のスパイラル状態になったね。

中尾:じゃあ、スポンサー獲得のために、プレゼン資料をつくろうということになったんですよね。アドフュージョンの面白さを伝えるために、広告担当としてひたすら架空のCMの脚本を書きまくりました(笑)。

明松:「例えば、A社のこの商品をサスペンスに組み込むと、こんなシーンが考えられます」っていうのをね。結局、20~30本ぐらいは書いた? その速さと数と集中力には「すげーな」と思ったけど。

中尾:まあそこは、一番得意な分野やったんで。逆に、「いざ、番組の制作」となったら明松さんの領域やから、僕はすごく頼りにさせてもらいました。

既存のルールに当てはまらない前代未聞の手法ゆえに…

明松:中尾も俺もそうやし、核となったメンバーは「絶対に面白いことをやってやる!」って気持ちは半端なかったね。第1弾がそんなに話題になんなかったら、たぶん、1回で終わる。第1弾が成功すれば、第2弾、第3弾って続いていくはずだから、「とにかく第1弾が全てだぜ!」って。

明松氏

中尾:そうは言っても、熱意だけで進められるところと具体性がないと進められないところの分岐点があって。「スポンサーを獲得する」という現実的な問題に直面したときに1回、プロジェクトの勢いがガッタンって止まったことがありましたよね?

明松:前代未聞の仕組みだから、スポンサーもテレビ局側も、誰もが既存のルールでは動けなくてね。テレビ局側の目線で言うと、テレビ番組の本編と広告は切り離さないといけないという放送法にのっとるのが大原則。

中尾:すぐに突破は難しいですよね。

明松:そりゃあ、「放送法にひっかかるんじゃないの?」「視聴者にCMだって気付かれないように本編の中で広告やったらステマでしょ?」って、周りがざわつくよね。だから、ルールのひもときが必要だった。

中尾:CMじゃないふりをするのではなく、CMだってあからさまに分かるものなのに、鮮やかに番組本編に織り込まれている。この鮮やかさを楽しむためにも、CMじゃないふりをしたらダメ。めっちゃCMって分かってもらわないとあかんから、ステマとは真逆なんです。

何より今回のスポンサー3社の方々が「新しいことにチャレンジしたい」と共に踏み出してくれはったのには、感謝してもしきれへん。

出演者全員がノリノリ! 本編とCM部分のギャップを楽しんでほしい。

中尾:本編オンエア前の番宣からして、今までにない面白いものになりました。

中尾氏

明松:番宣は、僕が営業役でね。監督と脚本家を連れてお得意先に行って、「どうやって商品を宣伝していきましょう?」ってオリエンしているシーンをそのまま(笑)。

中尾:「果たしてこの先、アドフュージョンドラマは完成するのか!?」って(笑)。

明松:で、ドラマ本編では、初めて見る人たちにも分かりやすくするために、最初にストーリーテラーが、「突然、CMが入ってくるので楽しんでくださいね」って言ってから始まるという。

中尾:その言葉通り、ストーリーの中で突然、商品のCMが90秒きっかり入ってくる中、役者さん全員がノリノリで前のめり過ぎる芝居になっていたのが本当におかしくて(笑)。ちょっとシリアスなドラマだと思って見てたら、突然、バラエティー的な広告が入ってきて、商品のことをずっと語ってる。で、また突然シリアスなドラマに戻って…って、切り替わる瞬間は本当に鮮やかやった。

突然コマーシャルドラマ「名探偵コジン」
「名探偵コジン」から ©フジテレビ

明松: 特に、ストーリーテラーの滝藤賢一さんのしゃべりっぷりはスゴいね。監督が、「もうちょっと普通の感じでいきましょうか」って言ってたぐらい(笑)。

中尾:そのOKテークでさえも、かなり気合入ってましたもんねぇ。

記念すべきアドフュージョンドラマ第1弾「名探偵コジン」の視聴はこちらから!6/28(金)23:59まで視聴可能です。

番組のストーリーや出演者のコメントなどはこちらをご覧ください。

明松:アドフュージョンの手法は斬新だけど、成立させるには本編が見応えある作品であることが大前提やね。「CMは面白かったけど、ドラマ自体は大したことなかった」っていう評価はいちばん悲しい。

中尾:あと、「本編に没頭したいのに、CMに邪魔された」という評価も避けたかった。

明松:だから、本当にさじ加減は難しかったなぁ。僕はもうちょっとスルっといきたかったけど、中尾は「もっと分かりやすくしましょうよ」ってね。

中尾:確かに、ナチュラルにやった方がかっこええと思うけど、アドフュージョンは初めての試みだから、あからさまに違いを出したほうがええんじゃないかと思って。

明松:実際、かなりの落差があっても、きっちり本編に戻ってこれるっていうのは、従来のインフォマーシャルにはないアドフュージョンのアドバンテージやね。

オーダーメードできるCM! 広告の未来に一石を投じるプラスアルファの価値。

中尾:アドフュージョンが成立した一番の理由は、畑の違う業界の人間が取り組みの心意気を共有できたこと。テレビ局、スポンサー、広告会社、役者、全てがちゃんとフュージョンしたことやと思うんですよ。

明松:それは同感やね。今回は、通常の広告と違って、個々の役割分担が…ではなく、チーム全体で結果を出したり、評価されたりする初の試みだったから、チャレンジした意味は大きい。

中尾:これだけの人たちと融合したことで、広告とテレビの未来の姿を見せることができたんじゃないかと。業界的にも一番乗りだという自負も含めて、非常に大きな第一歩なんだと思っています。

明松:テレビ局の営業としても、フジテレビって面白いことを前のめりでやる会社なんだというプラスアルファのメッセージを、スポンサーに対しても、広告会社に対しても、出演者に対しても届けることができたのが、最大の収穫!

中尾:テレビってどのメディアとも比べものにならないくらい、世の中に対する影響がありますからね。アドフュージョンをきっかけに、マスメディアとしてのテレビの大反撃が始まればええなって、すごく思ってるんですよね。

明松:テレビ番組をニーズに合わせてオーダーメードしていくっていう新しい流れがね。いずれにしても、スポンサーがどういう評価をしてくれるのか、プラスアルファの価値の方向性は合っているのか…。今後、CMに付加価値を乗っけていくひとつの基準になっていく気がするね。

中尾:テレビ番組×広告クリエーターの融合の可能性は、これからさらに広がっていくと思います。アドフュージョンをやることで、テレビの大反撃が始まるきっかけになれば!とわくわくします。

明松:フジテレビも、これを手始めにいろんな新しいことにどんどん挑戦していくので、皆さん楽しみにしていてください。

中尾:ほんと大変やったけど、仕事としてはとにかくものすごい幸せな仕事なんで、こういう仕事をどんどん増やしていきたいなって思ってます。第2弾、第3弾やる気満々なんで、スポンサーの皆さんで、「しまった。やっとけばよかった」と思ったら、電通CDC中尾まで連絡くれたらすぐ脚本書きますから。

明松:気抜いたらすぐそうやってオイシイとこ持っていくなあ。スポンサーの皆さん、僕も連絡待ってまーす(笑)。

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広告と融合してドラマをもっと面白く!史上初アドフュージョンドラマの全て!

ad-fusion(アドフュージョン)と電通が命名した、メインコンテンツと広告を融合させた前代未聞の新しい広告手法です。その第1弾として、史上初のアドフュージョンドラマ「名探偵コジン~突然コマーシャルドラマ~」が、6月20日にオンエア! 本作の構想・トータルデザインに携わったフジテレビの明松(カガリ)功さん(元めちゃイケチーフプロデューサー兼ガリタ食堂のガリタさん)と電通CDCの中尾孝年が、これまでの道のりを語り合います。

実は、大学の先輩・後輩のふたり。2年前、20年ぶりに再会して意気投合!

 

左から明松功氏(フジテレビ)、中尾孝年氏(電通)

中尾:明松さんたちめちゃイケチームが、27時間テレビをやらはったときに番組宣伝を担当して、それで超久しぶりに再会。この業界にいると、タレントやマネージャーの方々から明松さんの話を聞くたび「大学の部活の先輩なんです」と話してたんですよ。広告業界に入ったのも明松さんの影響なので、いつか一緒に仕事したいと虎視眈々と狙ってました(笑)。

明松:バラエティーの現場から営業に異動して、広告をセールスするのが大事なのは分かってたけど、僕が会社から求められている使命ってのはそこじゃないと思ってた。営業発で“番組とCMの新しい関係”をつくり出していくことが使命と思いながらも、解決策が見つからないまま1年…っていう時期にたまたま飲んだんだよな。

中尾:「何か面白いことできないの?」みたいな感じで声を掛けてもらって。そのとき、せっかくのチャンスやからって、「どうにかして、広告とテレビ番組の垣根を越えて融合させられへんかなぁ」って、そのときに感じていた問題意識みたいなのを話したら、「マジ? ほんまに同じこと考えてんねん!」って驚かれましたよね。

明松:「ドラマの中に広告が、ガガっと入り込んだら面白いんじゃないか」って、僕も全く同じことを考えていたから(笑)。

めっちゃ面白いことを考えたんですけど! 架空の台本を書きまくる日々。

中尾:根本的な構想は一瞬で共有できたけど、具体的にどういう方向に着地すればいいのか。それから、かなり考えましたよね。そもそもCMって、番組本編の流れとは関係ないところに差し込まれるものだから、融合させるには「広告は笑わすパート」っていう位置付けがいいんだろうなあ。だとすると、やっぱりバラエティーとかで笑いに笑いをかぶせるよりも、真剣なシーンに笑いをかぶせた方がメリハリが出てどっちも面白くなるなあ。じゃあ、サスペンスとか推理ものかなあって。

明松:そうやってちょっとずつ方向性は見えてきたけど、広告を物語に編み込むと決めたので「スポンサーが決まらないと脚本が上がらない」「脚本が上がらないとタレントをキャスティングできない」「タレントをキャスティングできないとスポンサーが決まらない」っていう、まさに負のスパイラル状態になったね。

中尾:じゃあ、スポンサー獲得のために、プレゼン資料をつくろうということになったんですよね。アドフュージョンの面白さを伝えるために、広告担当としてひたすら架空のCMの脚本を書きまくりました(笑)。

明松:「例えば、A社のこの商品をサスペンスに組み込むと、こんなシーンが考えられます」っていうのをね。結局、20~30本ぐらいは書いた? その速さと数と集中力には「すげーな」と思ったけど。

中尾:まあそこは、一番得意な分野やったんで。逆に、「いざ、番組の制作」となったら明松さんの領域やから、僕はすごく頼りにさせてもらいました。

既存のルールに当てはまらない前代未聞の手法ゆえに…

明松:中尾も俺もそうやし、核となったメンバーは「絶対に面白いことをやってやる!」って気持ちは半端なかったね。第1弾がそんなに話題になんなかったら、たぶん、1回で終わる。第1弾が成功すれば、第2弾、第3弾って続いていくはずだから、「とにかく第1弾が全てだぜ!」って。

明松氏

中尾:そうは言っても、熱意だけで進められるところと具体性がないと進められないところの分岐点があって。「スポンサーを獲得する」という現実的な問題に直面したときに1回、プロジェクトの勢いがガッタンって止まったことがありましたよね?

明松:前代未聞の仕組みだから、スポンサーもテレビ局側も、誰もが既存のルールでは動けなくてね。テレビ局側の目線で言うと、テレビ番組の本編と広告は切り離さないといけないという放送法にのっとるのが大原則。

中尾:すぐに突破は難しいですよね。

明松:そりゃあ、「放送法にひっかかるんじゃないの?」「視聴者にCMだって気付かれないように本編の中で広告やったらステマでしょ?」って、周りがざわつくよね。だから、ルールのひもときが必要だった。

中尾:CMじゃないふりをするのではなく、CMだってあからさまに分かるものなのに、鮮やかに番組本編に織り込まれている。この鮮やかさを楽しむためにも、CMじゃないふりをしたらダメ。めっちゃCMって分かってもらわないとあかんから、ステマとは真逆なんです。

何より今回のスポンサー3社の方々が「新しいことにチャレンジしたい」と共に踏み出してくれはったのには、感謝してもしきれへん。

出演者全員がノリノリ! 本編とCM部分のギャップを楽しんでほしい。

中尾:本編オンエア前の番宣からして、今までにない面白いものになりました。

中尾氏

明松:番宣は、僕が営業役でね。監督と脚本家を連れてお得意先に行って、「どうやって商品を宣伝していきましょう?」ってオリエンしているシーンをそのまま(笑)。

中尾:「果たしてこの先、アドフュージョンドラマは完成するのか!?」って(笑)。

明松:で、ドラマ本編では、初めて見る人たちにも分かりやすくするために、最初にストーリーテラーが、「突然、CMが入ってくるので楽しんでくださいね」って言ってから始まるという。

中尾:その言葉通り、ストーリーの中で突然、商品のCMが90秒きっかり入ってくる中、役者さん全員がノリノリで前のめり過ぎる芝居になっていたのが本当におかしくて(笑)。ちょっとシリアスなドラマだと思って見てたら、突然、バラエティー的な広告が入ってきて、商品のことをずっと語ってる。で、また突然シリアスなドラマに戻って…って、切り替わる瞬間は本当に鮮やかやった。

突然コマーシャルドラマ「名探偵コジン」
「名探偵コジン」から ©フジテレビ

明松: 特に、ストーリーテラーの滝藤賢一さんのしゃべりっぷりはスゴいね。監督が、「もうちょっと普通の感じでいきましょうか」って言ってたぐらい(笑)。

中尾:そのOKテークでさえも、かなり気合入ってましたもんねぇ。

記念すべきアドフュージョンドラマ第1弾「名探偵コジン」の視聴はこちらから!6/28(金)23:59まで視聴可能です。

番組のストーリーや出演者のコメントなどはこちらをご覧ください。

明松:アドフュージョンの手法は斬新だけど、成立させるには本編が見応えある作品であることが大前提やね。「CMは面白かったけど、ドラマ自体は大したことなかった」っていう評価はいちばん悲しい。

中尾:あと、「本編に没頭したいのに、CMに邪魔された」という評価も避けたかった。

明松:だから、本当にさじ加減は難しかったなぁ。僕はもうちょっとスルっといきたかったけど、中尾は「もっと分かりやすくしましょうよ」ってね。

中尾:確かに、ナチュラルにやった方がかっこええと思うけど、アドフュージョンは初めての試みだから、あからさまに違いを出したほうがええんじゃないかと思って。

明松:実際、かなりの落差があっても、きっちり本編に戻ってこれるっていうのは、従来のインフォマーシャルにはないアドフュージョンのアドバンテージやね。

オーダーメードできるCM! 広告の未来に一石を投じるプラスアルファの価値。

中尾:アドフュージョンが成立した一番の理由は、畑の違う業界の人間が取り組みの心意気を共有できたこと。テレビ局、スポンサー、広告会社、役者、全てがちゃんとフュージョンしたことやと思うんですよ。

明松:それは同感やね。今回は、通常の広告と違って、個々の役割分担が…ではなく、チーム全体で結果を出したり、評価されたりする初の試みだったから、チャレンジした意味は大きい。

中尾:これだけの人たちと融合したことで、広告とテレビの未来の姿を見せることができたんじゃないかと。業界的にも一番乗りだという自負も含めて、非常に大きな第一歩なんだと思っています。

明松:テレビ局の営業としても、フジテレビって面白いことを前のめりでやる会社なんだというプラスアルファのメッセージを、スポンサーに対しても、広告会社に対しても、出演者に対しても届けることができたのが、最大の収穫!

中尾:テレビってどのメディアとも比べものにならないくらい、世の中に対する影響がありますからね。アドフュージョンをきっかけに、マスメディアとしてのテレビの大反撃が始まればええなって、すごく思ってるんですよね。

明松:テレビ番組をニーズに合わせてオーダーメードしていくっていう新しい流れがね。いずれにしても、スポンサーがどういう評価をしてくれるのか、プラスアルファの価値の方向性は合っているのか…。今後、CMに付加価値を乗っけていくひとつの基準になっていく気がするね。

中尾:テレビ番組×広告クリエーターの融合の可能性は、これからさらに広がっていくと思います。アドフュージョンをやることで、テレビの大反撃が始まるきっかけになれば!とわくわくします。

明松:フジテレビも、これを手始めにいろんな新しいことにどんどん挑戦していくので、皆さん楽しみにしていてください。

中尾:ほんと大変やったけど、仕事としてはとにかくものすごい幸せな仕事なんで、こういう仕事をどんどん増やしていきたいなって思ってます。第2弾、第3弾やる気満々なんで、スポンサーの皆さんで、「しまった。やっとけばよかった」と思ったら、電通CDC中尾まで連絡くれたらすぐ脚本書きますから。

明松:気抜いたらすぐそうやってオイシイとこ持っていくなあ。スポンサーの皆さん、僕も連絡待ってまーす(笑)。

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「大づかみ」する技術と、その弱点

食いしん坊は遺伝するのでしょうか。83歳で一人暮らしの母は今日も自分の食欲を満たすためだけに料理をし続けているし、祖父は他界する間際まで「あれ食べたい」「これ食べたい」と暴れまわっていたし。

ぼくも「食べたいものを、食べたい」というだけの理由でわが家の台所を占拠。表向きは「ちゃんと家事を分担する夫」と見せながら、要はメニュー決定権を手放したくないだけ。たまに「料理教室でもやったらいいんじゃない?」なんてお世辞を言ってくださる方もいますが、欲望任せの素人料理は大ざっぱも、大ざっぱ。酔っ払った口で「われながら、天才!」と思っても、再現性はゼロ。まったくだらしがないもんです。

大ざっぱにつくり過ぎたルバーブのパイ

ところで先日、ある企業の役員の方と飲んでいたら「広告会社の人は『大づかみする能力』が優れているから、面白いよね」と言われました。なるほど「大づかみする能力」ですか。酔った頭で考え始めました。

ぼくらは仕事の性質上、いろいろな業界に顔を出します。広告コミュニケーションといえば、マーケティング活動の一端でしかないので、ビジネスの全体像をそれなりに理解しなければなりません。厳しく見れば「半可通」、やさしく言えばいろいろな業種の「セミプロ」である経験を重ねて、やがて「あっ!これはなんとなくこういうことね」と「大づかみ」するチカラがつき、それが時として専門家にユニークな視点を提供するのでしょう。

この図でも示される通り、わたしたちの現実は「経験的世界」にあります。それを俯瞰する鳥の目を持ち、時として常識を覆すような新しい視点を提供する「コンセプト」の重要性はこのコラムでも繰り返し、お話ししている通りです。「大づかみする能力」とは、まさにこのコンセプトづくりにも通じる大切な技術なのかもしれません。

ここまで考えて。

「ところで広告会社の人間って、そんなに優秀なんだっけ?」(笑)。そこで思い出されたのが「確証バイアス」。人間の脳には結論を先に下し、あとからその裏付けとなる情報を集めようとする傾向があります。そして困ったことにその時、不利な情報は無視したり、軽視するのです。

例えば「自分が正しい」と思い込んだら、どんな客観的事実も耳に入らなくなっちゃう人とか。「市況が上向きだ」と信じたら、マイナスのシグナルを無視して突っ走る投資家とか。それほど極端な例でなくとも、あらゆる人間が陥りがちな傾向が「確証バイアス」であり、これこそが「大づかみする能力」の大敵でもあります。

「大づかみ」の対極である「緻密な積み上げ」によって物事を把握しようとする人は、絶えず「耳の痛い情報」にもさらされます。そういうタイプの人は、自分の結論と相反する情報に対しても自然とオープンです。スピード感には欠けるかもしれませんが、大きく間違えることもないでしょう。

ところが「大づかみする能力」で物事を進めようとするとき、自分に都合が良い情報だけを集めてしまっては、方向性を大きく誤ります。広告会社の人間は大胆に物事をとらえるのが得意かもしれませんが、その分「確証バイアス」を警戒しなければならないのです。

では、どうすればいいのか?

哲学者のフッサールがヒントを与えてくれます。彼は、世の中の命題ひとつひとつを正しいとか正しくないとか判断することなく「カッコ」に入れて受け入れる「エポケー」を提唱しました。「正しい」情報だけを求めるのではなく、ありとあらゆる情報を「ふむふむ、そういうこともあるかな」くらいの感じで(判断を停止して)受け入れる。そういう態度こそが「確証バイアス」にはまらない、最大の防御策になります。

(そうそう。「ぐるぐる思考」でも、コンセプトを考える材料を”Don’t think, feel!”「感じよう」と提案したのは「確証バイアス」を避けるためなのでした)

…ここまで考えてようやく、あの役員がおっしゃっていたのはお酒の席のお世辞だったと気が付きました。常に聞く耳を持って(=エポケー)、「大づかみする能力」は広告会社に限らず、優れたビジネスマン、全員に共通する資質ですもんね。いやはや、飲み過ぎ注意! お恥ずかしい!

 

どうぞ、召し上がれ!

 

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「大づかみ」する技術と、その弱点

食いしん坊は遺伝するのでしょうか。83歳で一人暮らしの母は今日も自分の食欲を満たすためだけに料理をし続けているし、祖父は他界する間際まで「あれ食べたい」「これ食べたい」と暴れまわっていたし。

ぼくも「食べたいものを、食べたい」というだけの理由でわが家の台所を占拠。表向きは「ちゃんと家事を分担する夫」と見せながら、要はメニュー決定権を手放したくないだけ。たまに「料理教室でもやったらいいんじゃない?」なんてお世辞を言ってくださる方もいますが、欲望任せの素人料理は大ざっぱも、大ざっぱ。酔っ払った口で「われながら、天才!」と思っても、再現性はゼロ。まったくだらしがないもんです。

大ざっぱにつくり過ぎたルバーブのパイ

ところで先日、ある企業の役員の方と飲んでいたら「広告会社の人は『大づかみする能力』が優れているから、面白いよね」と言われました。なるほど「大づかみする能力」ですか。酔った頭で考え始めました。

ぼくらは仕事の性質上、いろいろな業界に顔を出します。広告コミュニケーションといえば、マーケティング活動の一端でしかないので、ビジネスの全体像をそれなりに理解しなければなりません。厳しく見れば「半可通」、やさしく言えばいろいろな業種の「セミプロ」である経験を重ねて、やがて「あっ!これはなんとなくこういうことね」と「大づかみ」するチカラがつき、それが時として専門家にユニークな視点を提供するのでしょう。

この図でも示される通り、わたしたちの現実は「経験的世界」にあります。それを俯瞰する鳥の目を持ち、時として常識を覆すような新しい視点を提供する「コンセプト」の重要性はこのコラムでも繰り返し、お話ししている通りです。「大づかみする能力」とは、まさにこのコンセプトづくりにも通じる大切な技術なのかもしれません。

ここまで考えて。

「ところで広告会社の人間って、そんなに優秀なんだっけ?」(笑)。そこで思い出されたのが「確証バイアス」。人間の脳には結論を先に下し、あとからその裏付けとなる情報を集めようとする傾向があります。そして困ったことにその時、不利な情報は無視したり、軽視するのです。

例えば「自分が正しい」と思い込んだら、どんな客観的事実も耳に入らなくなっちゃう人とか。「市況が上向きだ」と信じたら、マイナスのシグナルを無視して突っ走る投資家とか。それほど極端な例でなくとも、あらゆる人間が陥りがちな傾向が「確証バイアス」であり、これこそが「大づかみする能力」の大敵でもあります。

「大づかみ」の対極である「緻密な積み上げ」によって物事を把握しようとする人は、絶えず「耳の痛い情報」にもさらされます。そういうタイプの人は、自分の結論と相反する情報に対しても自然とオープンです。スピード感には欠けるかもしれませんが、大きく間違えることもないでしょう。

ところが「大づかみする能力」で物事を進めようとするとき、自分に都合が良い情報だけを集めてしまっては、方向性を大きく誤ります。広告会社の人間は大胆に物事をとらえるのが得意かもしれませんが、その分「確証バイアス」を警戒しなければならないのです。

では、どうすればいいのか?

哲学者のフッサールがヒントを与えてくれます。彼は、世の中の命題ひとつひとつを正しいとか正しくないとか判断することなく「カッコ」に入れて受け入れる「エポケー」を提唱しました。「正しい」情報だけを求めるのではなく、ありとあらゆる情報を「ふむふむ、そういうこともあるかな」くらいの感じで(判断を停止して)受け入れる。そういう態度こそが「確証バイアス」にはまらない、最大の防御策になります。

(そうそう。「ぐるぐる思考」でも、コンセプトを考える材料を”Don’t think, feel!”「感じよう」と提案したのは「確証バイアス」を避けるためなのでした)

…ここまで考えてようやく、あの役員がおっしゃっていたのはお酒の席のお世辞だったと気が付きました。常に聞く耳を持って(=エポケー)、「大づかみする能力」は広告会社に限らず、優れたビジネスマン、全員に共通する資質ですもんね。いやはや、飲み過ぎ注意! お恥ずかしい!

 

どうぞ、召し上がれ!

 

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「食の7つのテーマ、7年後の予言」を考える~3.シニア

ニッポンの「食」の行方を、電通「食生活ラボ」のメンバーであれこれ考えてみました。例えば今から7年後の2025年には、この国の「食のシーン」は、どんな様相を見せているでしょうか? 掲げたテーマは7つ。それぞれの分野で知見を積む「食生活ラボ」メンバーが考えた、近未来の予想図です。

“誰かと食べる”が、健康長寿とシニア市場活性化のカギ

日本が超高齢社会に突入すると、自力での移動が不自由だったり、1人で住む高齢者が増えてきます。食事の傾向として、70歳以上の約2~3割が週に1回以上、1日全ての食を1人で食べており、今後ますますシニアの「孤食化」は進むと予測されます。

孤食はメンタルを含む健康面に影響を及ぼします。1人だと食事をつくるのが面倒ですし、誰が見ているわけでもないので、きちんと食べない人が出てくる。結果、栄養バランスは崩れていきます。

何より1人で食事をしても、楽しくないですし、おいしさの共感もできないですから、「一緒に食べたい」ニーズがシニア間で高まるのでは。そんな中、2025年に向けて孤食を解消するサービスが盛り上がるのではないでしょうか。例えば、「一緒に食べたい人」の条件を入れると、それに合う人を派遣する、あるいは一緒に食べる場をつくる。人だけでなく、ペットとの共食や、一緒に食べるロボットも考えられます。

共食ロボ
イラスト:大嶌美緒(電通「食生活ラボ」)

一緒の場に居られないとしても、子どもがつくった料理をドローンで宅配して、モニター越しに一緒に食べるサービスなども良いかもしれません。孤食対策はシニア市場でニーズが高まるはずですし、健康長寿のカギでもあります。同時に、病気の予防食や介護食の充実も進みます。生きている限り食は大切。シニア食の充実が未来では、欠かせないものになっていくのではないでしょうか。

食生活ラボのロゴ
人が生きていくための源であるからこそ、生活のあらゆる面と影響し合い、社会構造の変化や文化の潮流までも映し出す「食」。電通「食生活ラボ」は、そんな食にまつわるソリューションを提供することで、食を通じて世の中を良くしていくことを目指すプロジェクト。各種の得意分野と知見を持つメンバーで社内横断的に構成され、その社外にまで広がるネットワークを生かしたラウンドテーブル型のイノベーション創出に取り組んでいる。現在、社内構成メンバーは約20人。プロジェクトの源流は1980年代前半にまでさかのぼり、以来各種の知見の蓄積とアップデートを続けている。
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「食の7つのテーマ、7年後の予言」を考える~3.シニア

ニッポンの「食」の行方を、電通「食生活ラボ」のメンバーであれこれ考えてみました。例えば今から7年後の2025年には、この国の「食のシーン」は、どんな様相を見せているでしょうか? 掲げたテーマは7つ。それぞれの分野で知見を積む「食生活ラボ」メンバーが考えた、近未来の予想図です。

“誰かと食べる”が、健康長寿とシニア市場活性化のカギ

日本が超高齢社会に突入すると、自力での移動が不自由だったり、1人で住む高齢者が増えてきます。食事の傾向として、70歳以上の約2~3割が週に1回以上、1日全ての食を1人で食べており、今後ますますシニアの「孤食化」は進むと予測されます。

孤食はメンタルを含む健康面に影響を及ぼします。1人だと食事をつくるのが面倒ですし、誰が見ているわけでもないので、きちんと食べない人が出てくる。結果、栄養バランスは崩れていきます。

何より1人で食事をしても、楽しくないですし、おいしさの共感もできないですから、「一緒に食べたい」ニーズがシニア間で高まるのでは。そんな中、2025年に向けて孤食を解消するサービスが盛り上がるのではないでしょうか。例えば、「一緒に食べたい人」の条件を入れると、それに合う人を派遣する、あるいは一緒に食べる場をつくる。人だけでなく、ペットとの共食や、一緒に食べるロボットも考えられます。

共食ロボ
イラスト:大嶌美緒(電通「食生活ラボ」)

一緒の場に居られないとしても、子どもがつくった料理をドローンで宅配して、モニター越しに一緒に食べるサービスなども良いかもしれません。孤食対策はシニア市場でニーズが高まるはずですし、健康長寿のカギでもあります。同時に、病気の予防食や介護食の充実も進みます。生きている限り食は大切。シニア食の充実が未来では、欠かせないものになっていくのではないでしょうか。

食生活ラボのロゴ
人が生きていくための源であるからこそ、生活のあらゆる面と影響し合い、社会構造の変化や文化の潮流までも映し出す「食」。電通「食生活ラボ」は、そんな食にまつわるソリューションを提供することで、食を通じて世の中を良くしていくことを目指すプロジェクト。各種の得意分野と知見を持つメンバーで社内横断的に構成され、その社外にまで広がるネットワークを生かしたラウンドテーブル型のイノベーション創出に取り組んでいる。現在、社内構成メンバーは約20人。プロジェクトの源流は1980年代前半にまでさかのぼり、以来各種の知見の蓄積とアップデートを続けている。
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「クラフトボス ブラウン」CM あのオフィスに新CEOが登場

サントリー食品インターナショナルは6月19日、ペットボトルコーヒー「クラフトボス」シリーズの新ラインアップ「クラフトボス ブラウン」を発売し、同日からテレビCM「新しい風・新CEO」編を放送している。
関連記事:https://dentsu-ho.com/articles/6086

これまでのCMシリーズでは、新感覚の商品コンセプトを「新しい風が吹いた。」というキーワードで表現。とあるIT企業のオフィスを舞台に、従来の勤務スタイルや価値観にとらわれない言動(新しい風)を描いた。キャストには、俳優の堺雅人さんや成田凌さん、杉咲花さん、お笑い芸人の小澤慎一郎さん(ピスタチオ)、ゆりやんレトリィバァさんを起用。ハリウッド俳優のトミー・リー・ジョーンズさん(宇宙人ジョーンズ)も出演している。

最新作では、レギュラー出演者と共に女優・歌手の夏木マリさんが新CEOとして登場する。
夏木さんは、新商品のコラボキャラクターであるLINEフレンドのブラウンのぬいぐるみを手に、ブラウンカラーの衣装で社員に向け就任あいさつ。
ビジネス効率化に大事なのは「みんなが仲良くすること」だと、切れ者のイメージからは想像できない言葉で「新しい風」を吹かせる。

 そのために社員に促した意外な行動とは? 宇宙人ジョーンズとの絡みは?
最後はジョーンズの「関係ないが、この惑星のブラウンちゃんはかわいい」という報告で終わる。
公式サイト(https://www.suntory.co.jp/softdrink/craftboss/)では、CMが視聴できる。

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「クラフトボス ブラウン」CM あのオフィスに新CEOが登場

サントリー食品インターナショナルは6月19日、ペットボトルコーヒー「クラフトボス」シリーズの新ラインアップ「クラフトボス ブラウン」を発売し、同日からテレビCM「新しい風・新CEO」編を放送している。
関連記事:https://dentsu-ho.com/articles/6086

これまでのCMシリーズでは、新感覚の商品コンセプトを「新しい風が吹いた。」というキーワードで表現。とあるIT企業のオフィスを舞台に、従来の勤務スタイルや価値観にとらわれない言動(新しい風)を描いた。キャストには、俳優の堺雅人さんや成田凌さん、杉咲花さん、お笑い芸人の小澤慎一郎さん(ピスタチオ)、ゆりやんレトリィバァさんを起用。ハリウッド俳優のトミー・リー・ジョーンズさん(宇宙人ジョーンズ)も出演している。

最新作では、レギュラー出演者と共に女優・歌手の夏木マリさんが新CEOとして登場する。
夏木さんは、新商品のコラボキャラクターであるLINEフレンドのブラウンのぬいぐるみを手に、ブラウンカラーの衣装で社員に向け就任あいさつ。
ビジネス効率化に大事なのは「みんなが仲良くすること」だと、切れ者のイメージからは想像できない言葉で「新しい風」を吹かせる。

 そのために社員に促した意外な行動とは? 宇宙人ジョーンズとの絡みは?
最後はジョーンズの「関係ないが、この惑星のブラウンちゃんはかわいい」という報告で終わる。
公式サイト(https://www.suntory.co.jp/softdrink/craftboss/)では、CMが視聴できる。

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多様性を生かす「社会的一体性」がデザインの可能性を広げる

この記事は、frogが運営するデザインジャーナル「DesignMind」に掲載されたコンテンツを、電通CDCエクスペリエンスデザイン部岡田憲明氏の監修でお届けします。

障害のある人々を考慮して、デザイナーは世界をもっと変えることができる。

都市計画や製品・サービスの企画において、対象から外されていると感じる集団はまだ一定数います。2017年12月にfrogのサンフランシスコスタジオで開催されたディスカッション「Designing for Inclusivity」(多様性を生かす「社会的一体性」のためのデザイン)では、デザイン関係のパネリストや来場者が、この現状を変える方法について意見を交換しました。社会的一体性の推進は、デザイナーの道義的な共通認識としてfrogの2018年テックトレンドにも挙げられています。

私たちは、偏見や思い込みを仕事に持ち込んでしまいます。そのため新しいツールやサービスを市場に出す際に、主要なユーザーのニーズにのみ注目しがちです。しかし、重要なのはすべてのユーザーを社会的一体性に取り込むことです。このプロセスで、「排他」という大きな壁をつくらないよう考慮することが、デザイナーとしての責任だといえます。

ディスカッションでは、社会的一体性の高い世界とは、「障害」による不便さを、単なる医学的問題ではなく、多くの人を適切にサポートできないデザイン体系の不備だと個人、企業、組織が認識することである、と捉えていました。

サンフランシスコのfrogで開かれた「Designing for Inclusivity」のパネリストたち。左からメラニー・ウィリアムズ氏(frog)、ティファニー・ユー氏(Diversability)、ザーナ・サイモン氏(Urban Jazz Dance Company & Bay Area International Deaf Dance Festival)、ビクター・ピネダ博士(Pineda Foundation & World Enabled)。

イベントのパネリストであるビクター・ピネダ博士は「どうすればより多くの人に対応するデザインができるかを考える上で、デザイナーをはじめとするデザイン関係者を集めるチャンスだと思います」と語りました。社会開発学者であり、障害者の権利の擁護者でもあるピネダ博士は、プロダクトデザインにおいて社会的一体性という思考がもたらすプラスの波及効果を強調しています。「ある製品で何ができるのかということだけでなく、それができるようになったことでの社会認識の変化を、その製品を通じて考えています」

「社会的一体性」という言葉

ディスカッションの大きなトピックの一つは、「社会的一体性」を言葉で説明することでした。パネリストたちが各自の用語や定義を共有する中で、環境と相互作用が人間の生活を形づくる上で非常に重要であることが分かりました。

「障害とは何でしょう? 私にとっては二つの体験で定義されます。一つは疎外感、つまり自分が仲間に入れないという感覚です。二つ目は自立性の喪失ということです」と語ったのは、パネリストのティファニー・ユー氏。Diversabilityの創設者として「障害に対するイメージをコミュニティーの力によって再構築」することを目指しています。

文化的観点から見て、社会的一体性を重視したデザインは、現代社会における社会的公正の見直しとも結び付きます。企業は、あらゆる能力の人々を考慮した人間中心のデザインによる製品をより多くつくり、より多くの人に提供することで、社会的一体性を大きな潮流としていく重要な役割を担っています。

イベントでは出席者に対し、体験デザインの意思決定において、自分が普段どれほど考慮されていると感じているかを図示しました。

社会的一体性を実現するデザイン:三つの原則

世界を変えるためにデザイナーは何ができるでしょうか。パネルディスカッションを通して、社会を一体化する革新を実現する三つの原則が見えてきました。

1. 認識する:良いデザインとはユーザーを中心に置きますが、優れたデザインは、その中心の対象範囲を広げることができます。これには、経済的制約から特定体験における困難まで、障害のある人が直面するさまざまな障壁を考える必要があります。一日の生活を振り返ってみてください。階段を何段上りましたか? 音声対応の行き先案内がどれだけありましたか? 歯を磨くのに両手を使いましたか? 現状を認識すれば、可能性を鋭く見極めることができます。

2. 仲間になる:デザイナーが社会的一体性をより重視すれば、仕事の質を高めることができます。しかし、それだけでは、あらゆる障害に対し配慮するデザインプロセスを生み出すことはできません。パネリストのザーナ・サイモン氏は、賃金を払って雇用することが最初の進歩だと言います。「該当するコミュニティーから人を雇いましょう。彼らは仕事を探しているのに、求人情報などの入手手段を持たないために締め出されてしまっています。彼らの仲間になってください」。自分が雇用する立場になくても、コミュニティー内における戦略的なパートナーシップを考えることは、より良い答えを導き、身勝手なデザインを防ぎます。

3. 今すぐ変化を起こす:世界を良くするには、より良いものをつくる必要があります。自社のウェブサイト、アプリ、製品のアクセシビリティーの監査を検討してください。大きな変更がいくつも必要かもしれませんが、小さなことから始めましょう。分かりやすくてアクセシビリティーを考慮した行き先案内の設置、非識字者でも使えるビジュアルデザイン、ウェブサイトでオフィスのアクセシビリティーを詳しく紹介するなど、まずは行動を起こし、そこから拡大させましょう。

社会的一体性の将来性

人々に不備のあるシステムを押し付けるのではなく、提供する製品やサービスがどれだけ社会的一体性に到達したかを起業の成功の判断基準とすることは、企業にとっても素晴らしい可能性をもたらします。成長を目指す多くの企業にとって、社会的一体性を実現する製品・サービスでユーザー層を拡大していくことこそ意味があります。体験のクオリティーに重点を置くことにより、顧客とブランドとの関係を深め、より多くの顧客を引き付けることができるのです。

 
ディスカッションを見守る満員の来場者。

frogの使命は人間の体験を進化させることです。それには、その体験に対する幅広い理解が必要だと考えます。「Designing for Inclusivity」の目標は、デザイン関係者にこのディスカッションでの会話を強く意識させることでした。

私たちは人間のためにデザインします。それはつまり、さまざまな人のためにデザインするということです。そのプロセスの一環が、人と話すことであり、人から学ぶことなのです。私たちは光栄にも製品やサービスを世の中に送り出すという役割を担っています。このありがたさを軽んじてはなりません。

社会的一体性を実現するデザインのためのリソース

下記のサイトは、皆さんのデザインプロセスに社会的一体性の概念を取り入れるために必要な情報を入手する、貴重な出発点となるでしょう。

 

この記事の続きはウェブマガジン「AXIS」にてご覧いただけます。


メラニー・ウィリアムズMELANIE WILLIAMS

アソシエート・クリエーティブ・ディレクター兼デザインリサーチ責任者であり、frogのヘルスケア事業での中心的役割も担う。専門はインタラクションデザインやデザインリサーチ、ユーザー体験、製品開発など。シカゴ市民の安眠を助ける製品の試作からケニア奥地での妊婦インタビューまで、彼女の人間に対する情熱が真のユーザー価値とビジネスチャンスの発掘につながっている。

twitter@htm_mel

ジャスティン・リー JUSTINE LEE

ナレッジマネージャーおよびグローバルマーケティングチームの一員として、frogの八つのスタジオを行き来しながら仕事をこなす。少数派から生まれた斬新なアイデアや魅力的な人々へスポットライトを当てることに注力。2016年には、相互理解を促すことを目的に、異なる政治的観点を持つ人々を集め、食事をしながら意見交換をする「Make America Dinner Again」というイベントを共同企画した。

twitter@justineraelee

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カクテルをサーバーで再発明する

2018年1月、台北にアジア初のドラフト・カクテル・バーがオープンした。カクテルを生ビールと同じようにサーバーからグラスに注ぐ。16年、ニューヨークのブルックリンで開店した「Yours Sincerely」がこのジャンルの草分けで知られている。

僕のカクテルのイメージは、雰囲気のあるバーでバーテンダーに注文して一杯ずつ作ってもらう酒だ。一方ビールは、バーで飲むとは限らない。家でも、ビアホールでも、公園の一角だって構わない。カクテルをビール感覚で、しかもバーまでやって来て楽しんでもらえるか。それが、ドラフト・カクテル・バーの挑戦だ。

人気のクラフトビールバーを思わせる簡素な店内設計。たるの中にはビールではなく、5カテゴリー18種類のカクテルが装填されている。フィズ。パンチ。コブラ―。オリジナルカクテル。ノンアルコール。炭酸水はあくまで自家製にこだわる。サーバーから直接注ぐことで鮮度を保ち、品質のばらつきを減らし、客の注文にスピーディーに応えられる。

これまでより安価に提供できるのも強みだ。多種類の酒をストックする必要がなくなり、在庫コストを削減した。従来のバーなら1杯400台湾ドル(約1500円)のカクテルが、半分以下の150~200台湾ドル(約550~750円)で飲める。メニューはコンテスト優勝歴のあるバーテンダーが考案。あっという間に台北の若者たちに受け入れられ、愛される場所になったのも無理はない。

サーバーの採用で、コンセプト・スピード・価格に違いを出せるようになった。カクテルを楽しむためにバーに行く人を増やす試みが、この街で始まっている。ちなみに僕がいまハマっているのは、No.4のファンシー・ジン・カクテル。ジャスミンティーの味わいに、シェリー酒の甘味を感じる一杯だ。エレガントで、キメが細かいのが気に入っている。

ドラフト・カクテル・バーが、ビール党まで足を運ばせるトレンドになれるのか。グラスを傾け、じっと注目している。

(写真提供:台北Draft Land、二点とも)

(監修:電通 グローバル・ビジネス・センター)

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パナソニック パフュームとコラボして 「AWA DANCE CONTEST」開催

パナソニックは6月15日、「温水泡洗浄W」を搭載したタテ型洗濯機のプローモーションとして、テクノポップユニット「Perfume(パフューム)」とコラボした「AWA DANCE CONTEST」を開催すると発表した。
8月25日に開催される、第4回「Perfume ダンスコンテスト~踊れ!TOKYO GIRL~」(主催=アミューズ)の決勝戦と合同で行われる。
「Perfume ダンスコンテスト」は、パフュームのメンバーの発案で、2011年から不定期に開催されているコンテストで、パフュームの楽曲を課題にしている。動画審査を通過したグループが、決勝会場でパフォーマンスを披露し、パフュームら審査員がその場でグランプリを決める。

パナソニックは「毎日のお洗濯を、happyに。」という思いで、タテ型洗濯機の“温水泡洗浄”をテーマにしたスマホ向けの新ミュージックビデオ(MV)「Everyday」-AWA DANCE ver.2.0-(縦画面)を6月1日から公開。公開後1週間で800万回再生を突破するなど注目されている。
同社主催の「AWA DANCE CONTEST」は新MVを課題曲にして、多くの人にダンスを楽しんでもらおうと「Perfume ダンスコンテスト」の決勝戦と合同開催する。
応募は「子供・親子」「夫婦・カップル」「友達・職場同僚」の3部門。
温水泡洗浄の“温かさ”や汚れを落とす“力強さ”、洗濯をハッピーにする“楽しさ“などをダンスを通じて評価。各部門の代表1グループが決勝戦に進出し、グランプリを決定する。グランプリには、同社洗濯機を1台贈呈する。
コンテストの応募受け付けは7月20日まで。
投稿された動画を一次、二次審査し、決勝戦は8月25日に都内で開催する。
詳細は特設サイト(https://panasonic.jp/wash/awa/dc1.html)まで。
サイトでは、パフュームの「お手本ムービー」やメッセージが視聴できる。

 
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電通、イタリアにおけるクリエーティブおよびデジタルコンテンツ関連サービスを強化

6月19日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。


2018年6月19日

独立系大手クリエーティブエージェンシー「ビッグナウ社」の株式100%取得で合意

株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746億981万円)は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」(※)を通じて、イタリアの独立系大手クリエーティブエージェンシー「The Big Now S.r.L」(本社:ミラノ市、CEO:Emanuele Nenna、以下「ビッグナウ社」)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意しました。

2007年に設立されたビッグナウ社は、デジタルを含む主要広告媒体におけるクリエーティブ領域で、市場環境の変化を的確に捉え、優れた成果を挙げてきました。現在では約100名の社員を抱え、「デジタル戦略・企画」「統合コミュニケーション」「プレミアムブランド」という3つのビジネスで、専門性の高いサービスを提供しています。メディアニュートラルの観点から多様な課題に合わせて最適な媒体と表現を展開することで、同国において革新的なクリエーティブエージェンシーとしての地位を確立しています。

本件買収により、当社グループはイタリアでのクリエーティブおよびデジタルコンテンツ関連のサービスを強化し、同国での成長戦略を加速させていきます。

なお、本件が当社の2018年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。


※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク社」(本社:英国ロンドン市)は、10のグローバルネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。10のブランドとは、Carat、Dentsu (Dentsu Brand Agencies)、dentsu X、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeumを指します。

 

【ビッグナウ社の概要】
社名:The Big Now S.r.L(ビッグナウ社)
本社所在地:イタリア・ミラノ市(ローマ市にも営業拠点を持つ)
設立:2007年1月
株主構成:株式取得後、電通イージス・ネットワーク 100%
収益(Revenue):749万ユーロ(約9.6億円)(2017年12月期)
代表者:Emanuele Nenna (CEO)
従業員数:98名
事業内容:広告クリエーティブ領域全般のサービスを提供

以上


電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0619-009557.html

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全国民放ラジオ92局のジングルが1つの曲に! radikoのマッシュアップ動画

パソコンやスマホから気軽に日本各地のラジオ番組を聴ける「radiko(ラジコ)」は6月11日から、全国民放ラジオ92局のロゴや、各局のジングルを集めてマッシュアップした60秒のPV「Sound of Radio Stations」を配信している。

動画はオリジナル楽曲をベースに各局のジングルを合わせ、ひとつの音楽として成り立たせている。ちりばめられている各局のジングルが鳴ると、その局のロゴが浮き出る仕組みだ。

ラジコの存在を、ひとりでも多くの若者に知ってもらいたいとの思いを込めた。

動画は3パターン。60秒のフルバージョンに加え、「タイムフリー」「エリアフリー」編では「全国のラジオ局の番組がスマホで無料!」や「全国各地のラジオ番組聞き放題!」と、ラジコの基本サービスも訴求する。

メッセージは、「世界を広げる、音がある」。

ラジオを表現するのに最も分かりやすい要素であり、全国のラジオ局の持つ固有の「音」であるジングルを組み合わせた。何度も聴きたくなるPVだ。

自分の地元のラジオ局のジングル音を探しながら聴くと、さらに楽しめる。

同動画は、YouTube(URL:https://www.youtube.com/watch?v=PO_Dw4gsUQI)や東京・名古屋・大阪の3都市のデジタルサイネージで配信される。

動画をモチーフにした中吊りも、同3都市で掲出された。

 

公式サイト: http://radiko.jp/

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電通、スポーツとエンターテインメントに特化したVRビジネス開発支援体制を強化

6月18日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。


2018年6月18日

リアルとVRを行き来する新しいスポーツ観戦体験を提供する「Fanglass」を開発

株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)は、市場の拡大が見込まれるスポーツ・エンターテインメント領域のバーチャルリアリティー(以下「VR」)ビジネス開発支援体制を強化していきます。

当社はこれまでも、スポーツ観戦の没入型ライブ中継サービス用のVRプラットフォームを開発する米国「LiveLike Inc.」(以下「ライブライク社」)への出資、あるいは、グループ横断組織「Dentsu VR Plus」の発足などを通じ、VR領域のビジネス化を推進してきました。中でも、特にスポーツ・エンターテインメントコンテンツは有望分野であることから、専門人材や外部ネットワークの拡充を図るなどチーム体制の強化に踏み切りました。

スポーツ・エンタテインメントコンテンツ体験の第1弾として、リアルとVRを行き来する新しいスポーツ観戦体験のためのプロトタイプ「Fanglass」(http://fanglass.jp)を開発しました。

<Fanglass の概要>

ライブライク社の技術をベースにスポーツ観戦体験に最適化されたUI(ユーザーインターフェース)、UX(ユーザーエクスペリエンス)を持つFanglassは、ゴーグルをかけるだけで例えばサッカーであればゴール裏やVIPラウンジなどさまざまなアングルからスポーツを楽しむことが可能です。Fanglassに搭載された「ソーシャルVR機能」では、離れたところにいる仲間がVRの中にアバターとして現れて一緒に好きなチームを応援したり、次の展開を予想したりすることが可能になるなど、その場を共有する感覚で観戦が楽しめる次世代型のスポーツ体験を実現します。

Fanglassは主に次の2つの要素から構成されます。

①直感的に操作可能なVR によるUI「Face Flick」

顔を向けるだけで直感的に欲しい情報を選べるUI「Face Flick」は、既存のVRによるUIにとらわれることなく、エントリーユーザーの利便性を念頭に設計されています。

直感的に操作可能なVR によるUI「Face Flick」

②開いた状態から一瞬で磁石によって組み上がる特殊設計のゴーグル。

 スマートフォンを入れて使用します。

開いた状態から一瞬で磁石によって組み上がる特殊設計のゴーグル(1)
開いた状態から一瞬で磁石によって組み上がる特殊設計のゴーグル(2)
 

今後も当社は、VR・AR(拡張現実)を広告ビジネスだけでなく、顧客企業やパートナー企業とのビジネス開発にも利活用することで、VR内のスポーツ視聴体験において、全く新しいサービスやソリューションの開発を進めていきます。

以上


電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0618-009555.html

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東京23区の駅、2017年価格上昇率ランキングトップ100

このランキングの中間ぐらいのところがこれからねらい目と言うことなんでしょうか。あがりすぎているところは今後もあがるとは限らんしね???!!!しかしこれほど全体相場上がってるんだ。と言っても半年ほど前の話なので今年はどうかです。

 

いろんな方の評価を聞きたいですね。

 

https://residence.nikkei.co.jp/articles/tokyo_station_ranking?utm_source=nikkei&utm_medium=textfiller&utm_campaign=nikkei.com&utm_content=recommend&?n_cid=TPRN0002

 

引用>東京レジデンスマーケット

 

満足度が高いのは、同じタイプ同士より違うタイプの夫婦!~シニア夫婦に聞きました~

「シニア価値観セグメント」とは・・・ 考え方も行動も多様化・複雑化しているシニア層を理解するための新たな切り口として、"価値観"で分類したセグメント。価値観は6タイプに分類され、それぞれを「行動が積極的か控えめか」、「志向が伝統的・保守的な傾向か、変化や刺激を好む傾向か」という2軸4象限上にプロットしたもの。

アクティブトラッド:リタイアして悠々自適に暮らしている方が多く、お金あり時間あり。消費も行動も積極的だが、伝統的な家族観が強い。いわゆる「アクティブシニア」と言われてきたイメージに最も近い。

 

ラブ・マイライフ:若さや美への追求心、アンチエイジング意識が強く、新しい物好きで情報通、流行にも敏感。「新型」のアクティブシニアの一つ。

 

社会派インディペンデント:人とのつながりを大事にし、新しい人脈を築くことや世代を超えた交流にも意欲的。「新型アクティブシニア」のもう一つのパターン。

 

淡々コンサバ:現在の生活に十分満足していて、これ以上に多くを望まない。強い主張をももたず、日々淡々と平穏な暮らしを送っている。従来言われてきた「高齢者」イメージに最も近い。

 

身の丈リアリスト:何かとお金がない、お金がかかるからできないという諦め感を口にする。お金を本当に持っていないわけではないが、将来不安からか消費行動は消極的。

セカンドライフモラトリアム:社会に取り残される不安感や、人や社会とつながりたい思いは強い。が、その術がわからず、これからの人生をどう過ごしたらよいのか模索している。

前回は夫婦の組み合わせタイプの数の傾向をご紹介しましたが、では、組み合わせタイプによる夫婦の満足度はどうなっているでしょうか。 夫婦の関係性にどの程度満足しているかをそれぞれ0~100点で評価してもらい、夫婦の平均点を見てみました(図1)。

 

その結果、最も満足度が高かったのは「夫:ラブ・マイライフ/妻:社会派インディペンデント」夫婦でした。全体の平均点が73.9点のところ、87.5点とかなりの高得点です。

また、ランキング上位の組み合わせを見てみると、1位から4位までを違うタイプ同士の組み合わせが占めていました。

同じタイプ同士は5位にやっと「アクティブトラッド」夫婦が出てきます。それ以外の同じタイプ同士のランキングを見ると、「身の丈リアリスト同士」が18位、「淡々コンサバ同士」21位、「セカンドライフモラトリアム同士」25位、「社会派インディペンデント同士」28位、「ラブ・マイライフ同士」35位と、軒並みランキングの下位でした。

同じタイプ同士の夫婦は数が多いのですが、満足度がいまひとつ。似た者同士だからこそ衝突しやすいという一面もあるのでしょうか。それを端的に表しているのが、「シニア価値観セグメント」の4象限で同じ右上(第1象限)の“新型アクティブゾーン”に位置する「ラブ・マイライフ」と「社会派インディペンデント」の組み合わせです。前述の通り、最も満足度の高いカップルは「夫:ラブ・マイライフ/妻:社会派インディペンデント」ですが、逆に「妻:ラブ・マイライフ/夫:社会派インディペンデント」カップルも、双方の満足度は高いようです。

一方で、「ラブ・マイライフ同士」「社会派インディペンデント同士」の夫婦はお互いに満足度が低め。どちらも共通の“新型アクティブシニア”の要素を持つこの2タイプは、向いているベクトルがまったく同じだと個性が強すぎてぶつかり合い、お互いが少し違う方向に向いていることでうまくいっている可能性が考えられます(図2)。

社会派の妻を持つ「モラトリアムおじさん」の悲哀

また、夫婦のどちらか一方が人付き合いがあまり得意でなく、これといった趣味も見つけられていない「セカンドライフモラトリアム」の場合、配偶者がどのタイプであろうと、満足度が双方低めとなっていることが特徴的です。唯一、双方の満足度が高いのは「夫:モラトリアム/妻:アクティブトラッド」の夫婦のみでした。

また、「夫:モラトリアム/妻:社会派インディペンデント」は、夫の満足度は低く妻は高い傾向にありました。“自由にさせてくれる夫に感謝しつつイキイキと社会に出ている妻”と“何も言えず置いていかれて寂しい夫”というイメージでしょうか。自分も何かやりたい、という気持ちは湧いているのに、出掛けていくのは妻ばかり…何をしていいのか分からなかったり迷ったりしてくすぶっている「モラトリアムおじさん」たちの声が聞こえるようです。

 

シニア夫婦には、「入り口と出口は一緒に、中では別行動」がいい?!

ここまで見てきたことをまとめると、

◎シニア夫婦の価値観の組み合わせは、同じタイプ同士になりやすい

◎まるっきり同じタイプ同士は、夫婦の関係性への満足度が低め

となります。

シニア夫婦をターゲットにした商品やサービスは現在も多々ありますが、どれも夫婦が仲良く一緒に過ごしたり楽しんだりすることを前提にしているものが多いように感じます。視点を変えて、長年連れ添った夫婦だからこそ、同じ価値観同士だとぶつかりやすかったり、少し違うタイプの方がうまくいっている傾向を考慮した新しい方向性があるかもしれません。

例えば、旅行プランなら、行き帰りは夫婦一緒でも旅先ではあえて別行動の提案も意外と受けるのではないでしょうか。

実際にエイジング・ラボメンバーのお母さん(50代後半)は、お父さんと買い物に行くのがかなりのストレスらしく、IKEAのキッズルームを見て、「買い物に興味ないおじさんを預かって、遊ばせてくれるスペースがあればいいのに」とつぶやいたそうです。デパートやショッピングモール、GMSなどには座って休憩できるスペースもあるのですが、それだけだとどうしても“待たせている”という意識にさいなまれ、買い物に集中できない、とのこと。確かにそういうスペースがあれば、お父さん本人も楽しめますし、お母さんもお父さんに気兼ねすることなく買い物ができて、お互いメリットがありそうです。

特に「モラトリアムおじさん」は、これまでのインタビューなども総合してみていると、夫婦の満足度は低いものの、妻に対する依存度は高いことが分かっています。ひとりではなかなか踏み出せない行動も、妻と一緒ならできるかもしれません。でも、べったり一緒だとそれはそれでお互い疲れてしまうので、行動のキッカケは一緒に、でもその先は別々に、お互い違う刺激を受けて、会話の糸口も増え、さらに生活が楽しくなる…夫婦消費の新しい形として、そんな提案があってもいいのではないでしょうか。

また、夫婦のこの傾向は、最近活性化しているシニアの婚活市場において、マッチングなどに生かすことができるのではないかとも考えます。人生経験を重ねたシニアだからこそ、配偶者に求めるものは若い世代とはまったく違うはず。当研究結果やこのセグメントを活用いただくことで、シニアのニーズに応えるサービス開発ができるかもしれません。

皆さまからのお問い合わせ、ぜひお待ちしております。

 

お問い合わせ先はこちら。

hitoken@videor.co.jp

 

●調査概要

対象者:55~74歳の夫婦860組

調査手法:インターネット調査

調査時期:2016年11月

 ソリューション事業局 ひと研究所 エイジング・ラボ リーダー 對馬友美子

ビデオリサーチ「ひと研究所 VRエイジング・ラボ」

シニア市場の活性化を目指して立ち上げたシニア研究プロジェクト。リアルなシニアを捉えマーケティング活動に生かすべく、研究活動や情報発信、企業のシニアマーケティングへのコンサルティング業務を行っています。

ひと研究所 : http://www.videor.co.jp/hitoken/#anc2

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17歳の高校生が考えた「レシート1枚10円の買い取りビジネス」。。。すごいビジネスモデルだ。

https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20180615-00086467/

 

たしかに、調査の元手としてはあきらかに安いな。なかなかすごい着眼点だ。。。。AIで分析すれば確かに紙面に出ている以上の相関性が探せるので非常に面白いことになる可能性はありそうだな。こういうとんでも無い逸材が出てくる可能性が楽しいね。。

東南アジアで存在感を高める中国大手インターネット企業

環太平洋ビジネス情報 RIM 2018 Vol.18 No.69から引用

イヤーあまりにも知らんことばっかりやね。。。

ECでもラザダ(シンガポール、2011年)、トコペディア(インドネシア、2009年)、ezbuy(シンガポール、2010年)とか初めて聞いたようなところばっかり。。。。

スマートフォンからのオークション/フリマの利用者数は2,749万人~ニールセン ECサービスの利用状況を発表~ – スマートフォンからのオンラインショッピングサービスの利用者数は5,142万人 – オンラインショッピングサービスとオークション/フリマサービスの利用時間シェアはほぼ同等 – スマートフォンからのリーチは「Yahoo! オークション」25%、「メルカリ」23%、「ラクマ」11% すごいことになってるな。。。

http://www.netratings.co.jp/news_release/2018/05/Newsrelease20180531.html

 

ニールセン 2018/05/31 から引用

 

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マネタイズの難しさをしっかり理解することが大事。結構難しいね。実際・・・・。

いろんなコミュニティ型のビジネスにかかわったり見たりするけど、ほとんどのところの課題がマネタイズだろう。リアルでB2BなりB2Cですでに集客できているのであれば問題ないが、ネットだけ?あるいは中心でと言うと少なくともサイトの年間集客はある程度の規模がいることになる。複数のサイトとの連携でもやっぱり今までのなんとなく動き出すレベルで行くと50万から100万近くはいるかなー。SNSで勝負と言うところもあるけど、複数のアカウントの合算でもフォロワーが10万以上はほしい。もちろんボリュームがあって内容もあってと言うことは当たり前だと思う。それに、SEO的にもそこそこのビッグキーワードクラスで3-6位(スマホで画面が小さいので)までのが複数(できれば10以上)は必須だろう。。。。

なんていうとなかなかハードルを上げてしまった感があるが、そこまで行かないのであれば、最初からスモールビジネスで何とか収益を出す仕組みを考えなければならない。非常に細かなビジネスモデルを組み合わせながら、安定的にあるいは突発的に収益が出ることにとらなければならない。と言いながらスモールビジネスはなかなか中の人材を長期育成しにくいので、小さいビジネスを相当数合わせ技で気がついたら大きくなっているというようなことも目指さなければならない。合わせ技で年間訪問者数が50万超えましたみたいなことは確かだね。

データ分析をノリノリでやるのならこれね。普段この手のギターはそれほどなんだけどこのクレムクレムリンだけは別だな。

 

ちょっと渋めのギターならコロシアム(全員メンバーが職人さんのグループ、まあ一応プログレの範疇ということらしいんだけど、実際はもっとジャズっぽい)のデビットクレムクレムリンだろうね。45分あたりのソロはなかなかコピーしやすいんだが、その味まではまったく無理というような典型。ハンブルパイでの時はそれほどなんだけど。。一時期はディープパープルに入るといううわさもあったけど、実現してたらどうだったんだろう。この人意外にもというたら怒られるだろうけど、007のトゥモローネバーダイでも楽曲提供してるんだね。道理でソロでもドマラティックなわけだ。またそういえばビリーコブハムともやってたような。ちょっと探してみるか。。。

ファーウェイP20Pro ライカの3カメラ

 

DOCOMOから発売されましたね。ライカ3カメラの。違うシリーズでM10proとか使ってますが、メリハリとか、モノクロ、ボケはちょっとiPhoneや他のとはあまりにも違う感じだったので、この新しいのにも期待ですね。実機さわってきましたが、レスポンスもよくて期待以上です。

以下引用

P20 Proは、ライカ(Leica)と共同開発した3つのカメラを背面に搭載しており、約2000万画素のモノクロセンサー、約4000万画素のカラーセンサー、約800万画素の望遠カメラで構成される。望遠カメラを組み合わせることで、画質劣化を抑えた光学5倍相当のハイブリッドズームが可能だ。

中国人の個人旅行の趣向は「癒し」を求めているのか・・・・。

 

以下引用(リピーターの増加により中国人旅行者「個人」の嗜好が顕在化 伊藤忠経済研究所)>

団体旅行では旅行会社によって事前に決められた訪問地、宿泊先しか訪れることができないため、東京や大阪などいわゆるゴールデンルートと呼ばれる主要観光地への訪問が多いと推察される。しかし、個人旅行は訪問地を自由に決められるため、個人の嗜好にあった旅行スタイルが顕在化する。実際、2017 年の中国人旅行者の都道府県別訪問率を 2015 年と比べると、東京都が低下したのに対し、奈良県や沖縄県、香川県など地方の上昇が顕著であった。

 

成長著しい中国では社会の変化が激しいため、中国人旅行者は「癒し」を求めていると言われている。た
とえば、中国国家観光局の駐日本代表処首席代表の王偉氏は、中国人旅行者は観光や食事、買い物に「癒し」を感じるため訪問地として日本の人気が高いと指摘しており2、個人旅行の広がりによって「癒し」を求めて地方への訪問が増えていることが考えられる。中国では「穿越」という言葉があると聞いた。時空を越えるという意味で、物事から過去に思いを馳せることで癒しを得るということらしい。ある旅行会社によると、最近は奈良のような古都に訪問し、例えば唐時代の骨董品に触れることに人気が集まっているとのこと。

FIFAワールドカップロシア開幕! モスクワで開会式 開幕戦はロシアが圧勝

6月14日、2018 FIFAワールドカップロシアが開幕した。
世界各地で行われた予選を勝ち抜いた32カ国が参加し、7月15日までロシアの11都市12会場で熱い戦いが繰り広げられる。
(写真=フォート・キシモト)

6大会連続出場の日本(FIFAランク61位)はグループHで、ポーランド(同8位)やセネガル(同27位)、コロンビア(同16位)とのグループリーグに臨む。
日本の初戦は日本時間19日の対コロンビア(サランスク市 モルドビア・アリーナ)、第2戦は25日の対セネガル(エカテリンブルク市 セントラル・スタジアム)、第3戦は28日の対ポーランド(ボルゴグラード市 ボルゴグラード・アリーナ)。
日本は新監督の下で、予選リーグ突破(ベスト16)を目指す。
*FIFAランキングは、6月7日発表順位
日本では、グループリーグと決勝トーナメント全64試合を、NHKと民放各局が生中継する予定だ。
関連記事:https://dentsu-ho.com/articles/6019

約8万人の観客で満員のモスクワのルジニキ・スタジアムでは開幕セレモニーが行われた。
イギリスの世界的なミュージシャンのロビー・ウィリアムズさんと、ロシアのソプラノ歌手アイーダ・ガリフッリーナさんのライブを中心に、サッカーへの愛をコンセプトに華やかなショーが披露された。サッカーボールのコスチュームを着たパフォーマーたちのダンスや、ロシアでは“その羽に触れると夢がかなう”といわれる火の鳥をイメージした演出などで観客を楽しませた。
参加国紹介では、各国をイメージしてデザインされた衣装の女性が入場するなど、カラフルなセレモニーとなった。

セレモニー終了後、同スタジアムでは開幕戦となる、ロシア対サウジアラビアがキックオフ。ホスト国のロシアは参加国中でFIFAランクが最下位ながら、5対0の完封勝利で初戦を飾った。
FIFA公式サイト:https://www.fifa.com/worldcup/

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こういうのがあるのか初めて知ったな。JAPANGIVING

 

以下引用(産学官ジャーナル)>

ジャパンギビングは、インターネット上で寄付を募るサイトを日本でいち早く立ち上げ、まだ寄付文化になじみの薄い時代に、クラウドファンディングの先駆けとなる寄付サイトを展開してきた。

創業は、一般財団法人ジャパンギビング(東京都千代田区)代表理事の佐藤大吾氏が起業し、2010年3月に英国発の世界最大級寄付サイト「ジャストギビングジャパン」を立ち上げたことに端を発する。15年には「ジャパンギビング」に改称し、オンライン寄付機能、クラウドファンディング機能、ファンドレイジングページを作成できるファンドレイザー登録機能などを統合し、自治体、大学、その他数多くの非営利団体のための寄付を呼び掛けてきた。現在は、株式会社 LIFULL Social Funding(ライフルソーシャルファンディング、東京都千代田区)が運営する。

新聞協会が「新聞広告クリエーティブコンテスト」の作品を募集

日本新聞協会広告委員会が、「新聞広告クリエーティブコンテスト」の作品募集を行っている。今年度のテーマは「新聞」。プロ・アマ問わず若手広告クリエーターを対象に、新聞広告の可能性を広げる独創的で斬新な作品を募集する。

第一線で活躍するクリエーターが選んだ入賞作品は、全国の新聞に掲載される。応募期間は7月18日~8月1日午後4時。応募要項は、ウェブサイト「新聞広告データアーカイブ」で閲覧できる。

問い合わせは、日本新聞協会広告担当、電話03(3591)4407へ。

新聞広告クリエーティブコンテスト
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ad-fusion(アドフュージョン)〜広告とテレビの未来を変える〜

今回から2回、われわれ電通アドフュージョンチームが開発した広告手法「ad-fusion(アドフュージョン)」についてお話しいたします。

第1回は、まずアドフュージョンとは何なのか?を中心にこの仕組みの考案者の一人である僕、中尾孝年が解説します。第2回は、この手法をテレビドラマで実現した史上初のアドフュージョンドラマ「名探偵コジン」の話を、ドラマの企画制作でご一緒したフジテレビのガリタPこと明松功(カガリイサオ)さんとの対談形式でお送りします。

広告は、メインコンテンツに間借りしている存在

残念ながら広告はメインコンテンツではありません。「メインコンテンツ=その人が見ようと思っているもの」と定義すると、広告は必ずメインコンテンツに間借りして割り込んでくる形で存在しています。

景色を見ようとしているところに割り込むのが看板、記事を読もうと思っているところに割り込むのが新聞広告、番組を見ようと思っているところに割り込むのがテレビCMという具合です。この「広告はメインコンテンツではない」という広告の性質上当たり前の前提に疑問を抱いたことがアドフュージョン発想の第一歩です。

なぜ広告は面白くする必要があるか?

プレゼンの席では、「面白くてインパクトがあります」とか「一度見たら忘れられない面白さです」なんて説明をすることがよくあります。これはもちろんその通りで、とても正しい話なのですが、実は、それ以前の問題として広告には絶対に面白くないとダメな理由があるんです。

あっ、“面白い”と書くと笑わすという意味だと誤解されてしまうので、“クリエーティビティーがある”と言い換えましょう。笑いに限らず、美しさや素晴らしさ、驚きなどのさまざまな形で広告は絶対にクリエーティビティーを発揮しなければならないという義務を背負っています。なぜなのか?

それは、許してもらうためです。

メインコンテンツの一部を間借りすることを視聴者に許してもらうためであり、メインコンテンツを見たい人の貴重な時間に広告を見せることを許してもらうために、広告にはクリエーティビティーという最高のおもてなしで人々をお出迎えすることが義務付けられている。少なくとも僕はそう思って今まで広告をつくってきました。

広告がメインコンテンツになる!それがアドフュージョン

この「広告はメインコンテンツの一部を間借りして存在する」という根本原理を覆すのが、アドフュージョンです。

きっかけは、ジム・キャリーの「トゥルーマン・ショー」という映画でした。映画の中のトゥルーマン・ショーという架空の番組は、一人の男の人生を番組として放送するというもので、主人公の男だけが、世界中の視聴者にその様子を見られているとも知らずに自分の人生を送っています。

もちろんその架空の番組にはスポンサーもついていて、だから朝歯磨きしているときに、突然奥さんが歯磨きのパッケージをこちらに向けて、思いっきり広告メッセージを言いだしたりするんです。この番組と広告をシームレスにしようとする仕組みを見たとき、僕は衝撃を受けると同時に次の広告の在り方としての大きな可能性を感じました。

次のきっかけは、自分が仕事で「AKB48江口愛実」や「大人AKB48」を手掛けたことです。この二つの仕事はどちらもバリバリの広告キャンペーンです。にもかかわらず、この広告キャンペーンそのものが世の中の人に楽しんでもらうもの、つまりメインコンテンツです。そう、何か他のメインコンテンツを間借りするんじゃなくて、この広告自体がメインコンテンツだったんです。

そして決定的なことが起こります。それは、広告が自動的に飛ばされる時代の到来です。テレビが、パソコンが、レコーダーが自動で広告スキップしてしまう、この深刻な事態を打破するためには

・飛ばされない広告
・登場が待ち遠しい広告
・わざわざ見たい広告

を開発することが必要不可欠です。

そしてそれを可能にするのが、広告をメインコンテンツにしてしまうという発想=アドフュージョンだったのです。メインコンテンツ=飛ばさない=待ち遠しい=わざわざ見たい、というわけです。

シームレスとは違う、プロダクトプレースメントとも違う、タイアップとも違う、アドフュージョンのルールはたったの二つ

では、アドフュージョンではどのようにして広告をメインコンテンツにしてしまうのでしょうか? それは至って簡単。通常のCMではメインコンテンツとCMが構造上完全に分離されていますが、アドフュージョンではadとfusionという名前が表す通りに、広告とメインコンテンツを完全に融合させるのです。完全に融合させることで、広告もメインコンテンツにしてしまうのです。

アドフュージョンを考えるためにわれわれはさまざまな事例を研究しました。そして、トゥルーマン・ショー以外にも広告と番組をシームレスにしようと試みた作品がいくつかあることも分かりました。

しかし、それらの全ては、メインコンテンツに間借りする広告をなるべく本編とシームレスにすることでその間借り感を減らし、なるべく自然に広告も一緒に楽しんでもらえるようにするという試み=継ぎ目をなるべくなくそうとする試みでした。広告とメインコンテンツを完全融合させ、広告もメインコンテンツにしてしまうというアドフュージョンの概念とは異なるものでした。

また、似たような手法にプロダクトプレースメントがありますが、これはメインコンテンツ=本編の邪魔をしない形で製品や商品などが入り込むという方法なので、実は融合とは真逆の概念の「完全分離の共存」といえます。

そして最近目立っているのが番組タイアップCM。「逃げ恥」や「貴族探偵」などで実施していた人気ドラマの役柄のままでCMに出演するという仕組みです。しかしこれも設定が同じなだけであってCMとドラマはオンエアの構造上は完全に切り分けて放送されています。

通常広告の場合
シームレス広告の場合
タイアップ広告の場合
プロダクトプレイスメントの場合
アドフュージョンの場合

 

でも、そこまで融合したらステマにならないの?と思ったあなた、ご安心ください。アドフュージョンはステマと全く異なります。なぜなら、ステマとは広告ではないフリをしてメインコンテンツに溶け込み広告効果を上げようとするものだからです。

それに反して、アドフュージョンは「よくこんな方法で広告を織り込んだな!」と楽しんでもらうもの。つまり、これは広告ですとハッキリ分からせて初めて成立する仕組みです。だからステマとアドフュージョンは真逆の仕組み&考え方だといえます。

このように、シームレスとも、プロダクトプレースメントとも、タイアップとも異なり、広告とメインコンテンツの完全融合を目指すアドフュージョン。しかしその融合に際してのルールは至ってシンプルで、たったの二つだけ。

・広告は絶対にメインコンテンツそのものの面白さを邪魔しない
・逆に広告がメインコンテンツの面白さをさらに高める要素になる

何とこれだけです。まあ理屈は分かったけど、そんなこと本当にできるの?と思った読者の皆さん、着想から約1年の歳月を費やして遂にそれができたんです!

アドフュージョンを実践した記念すべき第1弾、史上初のアドフージョンドラマ「名探偵コジン」

これは数あるメインコンテンツの中から「テレビ番組」と「広告」の融合を実現させた「テレビアドフュージョン」です。さらにテレビ番組の中にもバラエティーやスポーツ中継などいろいろありますが、この作品はテレビドラマと広告を完全に融合させたアドフュージョンドラマになります。

ドラマのあらすじや出演者のコメントなどは、こちらをご覧ください。

「名探偵コジン」@フジテレビ

 

番組の中でのアドフュージョンの仕組みを簡単に説明します。

・CM前

CM前

画面上には四つのCMが入ることが明記されています。
視聴者はドラマを楽しみながら、いつ、どのようにCMに突入するのか見守ります。

・CM中

CM中

CMに突入すると「商品C」が具体的な商品名に変化。左上スーパーも「只今CM中」に変わり広告中であることを視聴者に明示します。
こんな方法でCMするの?!の驚きと共にドラマの一部としてCMを楽しみます。

・CM後

CM後

商品Cの表記がそのCMが終わったことが分かる表記に変化します。引き続きドラマを楽しみつつ、今後いつどうやって残りのCMに突入するのか?も楽しみます。

このような仕組みでドラマの中に完全に織り込まれた形でCMが放送されます。しかも、CMが単純にストーリーに織り込まれるだけでなく商品やその特徴は、事件を解決する重大なヒントになったり、主人公の才能や性格を垣間見るきっかけになったり、物語に欠かせないまさかの超重要アイテムになったりと、この推理ドラマそのものをより面白くより深くする要素として機能します。この部分こそがまさにアドフュージョンの真骨頂です。

 

リーチとは異なる新しいCMの価値を創出

このアドフュージョンドラマ「名探偵コジン」に関しては、次回フジテレビのガリタPこと明松さんとの対談で、さらに詳しくお伝えしますね。

テレビアドフュージョンによって、番組はスポンサーにとって「もっと協賛したくなる番組」へと進化します。そしてテレビCMは「飛ばされないCM」「待ち遠しいCM」「どうしても見たいCM」へと進化します。

と同時にわれわれが期待しているのが、リーチとは異なる新しいCMの価値を創出することです。自分たちが見たいメインコンテンツとして製品情報や機能が語られたとき、通常のCMでそれを語った場合よりかなり高い好感度を持って受け入れられ、かなり深く理解されることが予測できます。

またCM中の番組離脱率が劇的に下がることも容易に予想がつきます。こうしたリーチ以外での新しいCMの機能、効果を計測によって発見しメニューとして体系化することも今回のドラマアドフュージョンのもう一つの目的です。

電通アドフュージョンチームでは、今後もさらにこの取り組みを発展させて、バラエティーアドフュージョン、映画アドフュージョン、スポーツ(中継)アドフュージョン、ゲームアドフュージョンなどのさまざまな形で時代の変化とスポンサーのニーズに応えた新しいアドフュージョンを実現・展開していきます。ご期待ください!!!

<番組概要>
■タイトル 「名探偵コジン~突然コマーシャルドラマ~」
■放送日時 2018年6月20日(水)24時30分~25時30分 フジテレビにて放送
※放送直後より、FODで1週間無料見逃し配信実施
■出演者
金子ノブアキ
佐津川愛美
北香那
落合モトキ
角田貴志

峯村リエ
升 毅

■ストーリーテラー
滝藤賢一

■スタッフ
構想・トータルデザイン:中尾孝年、伊藤三朗(電通)、明松 功(フジテレビ)
プロデューサー:関 卓也(共同テレビ)
監督・プロデューサー:後藤庸介(共同テレビ)
脚本:森 ハヤシ
企画:野﨑理(フジテレビ)
制作著作:フジテレビ
制作協力:共同テレビ

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今の企業にとってはAIとか言う前にハンドメイドで統計を使ったディープ分析をやらないと。。。。

世の中の企業で分析しをていないところはないと思う。しかしそれがエクセルの表にしました。グラフにしました。ピボットかけて集計しましたというのが分析家というとそんなものは全く分析ではない。ちょっと見やすくしましたでしかない。

 

ちょっと見やすくしたレベルで経営判断も可能な部分も多数あるだろうが、それ以上に普通にみているデータからではわからなかった分析からあたらな可能性を発見できなければ、後追いの注文型の判断しか出できないだろう。数字はあくまで結果だから先のことは見えないよねというような愚問はさておき、やっぱり最後は気持ち的にできるかどうかだよねなんて言うリスクを無視した無責任な判断も別にして、しっかりデータアナリストが社内であらゆる数値から経験数十年の経験者も見えなかったような推論をデータで出すということをしないとだめだ。小の企業が大に勝てる可能性はこの部分だと思う。熱意がありますのは誰でもどこでもあるし、やれるまでトライし続けますもどこでもある。

 

分析の手法は山ほどある。まあ、手法をそれを使うのかというのは数回のトライ&エラーでも可能だが、そのデータを選択するのかしないのかその場合の有意性はその程度なのか、その一次結果からさらにどこまで推論を深めてさらに2次分析を行うのか、さらに。。。以上の繰り返しをどこまで深めるのかが必要だ。これは全分野で必要だ。。。。なんていってもそのうちにAIがさまざまな形で入り込んできて、分析プロセスを理解しないままに方向性が出てそのうちロボット以上に人間がロボットみたいなことになったりしたときは知らんよ。。。。

人気の「クラフトボス」シリーズに、 “新色”「ブラウン」をラインアップに追加

サントリー食品インターナショナルは6月19日、飲み続けやすい味わいとスタイリッシュなボトルデザインが人気のコーヒー飲料「クラフトボス」シリーズの新商品「クラフトボス ブラウン」を発売する。「ブラック」「ラテ」に続く第3弾だ。
発売に先立つ13日、東京・港区の六本木アカデミーヒルズで商品体験会を行った。

 

 

ジャパン事業本部の大塚匠課長は「クラフトボスは発売から1年で1500万ケースを突破し、コーヒー飲料の新たな市場を開拓した。ボスブランド計の販売実績は前年比107%と好調だ」と説明し「新商品は、飲みやすさと満足感を両立させた軽やかな甘さが特長で、軽快な飲み口を目指した。人工甘味料は一切使わず、ほどよいミルク感に仕上げた」と紹介した。
大塚課長は、コラボキャンペーンキャラクターのLINE フレンド・ブラウンを呼び込み「決して“微糖”と呼ばないでください。ブラウンです!」と語った。

会場には、クラフトボスのテレビCMに出演している、お笑い芸人のゆりやんレトリィバァさんが駆け付けた。ゆりやんさんはCMについて「出演依頼をマネージャーから聞いたとき、“ボス”ではなく“ブス”のCMだと思った」と笑わせながら、「初回は他のキャストと顔を合わせる機会が少なかったが、今回は堺雅人さんをはじめ、メンバーの皆さんに会うことができて楽しかった。とても和やかな現場だった」と撮影を振り返った。
「コーヒーはブラック党」のゆりやんさんだが、新商品を飲んで「すごくスッキリしていて甘みもちょうどいい。手にしてるだけでオシャレ」と、味もボトルも気に入った様子。

 ステージには「ボスに新しい微糖の商品が出ると聞いてやって来た」と、俳優の伊藤淳史さんも姿を見せた。
伊藤さんは、「ボス贅沢微糖」のテレビCMに出演していた経験を語り「ブラウンというのは…結局は微糖ということですよね?」とコメントすると、ゆりやんさんはすかさず「微糖じゃなくてブラウンです!」とキッパリ。
渋々納得した伊藤さんは「ボクは役者の世界で“ブラウン”と呼ばれている」と唐突な話を持ち出し、「ここに来た理由を見つけることができた」と、安堵の表情を見せた。
ブラウンを試飲した伊藤さんは、「おいしい!贅沢微糖より甘さが抑えられて、ブラックを飲んだときのほろ苦さもある。ほどよい味わいは、まさにブラウンだ」と絶賛し、「ぜいたくだ!」とかつて出演したCMの決めゼリフを披露した。
LINE フレンドのブラウンから、限定ラベルのクラフトボスをプレゼントされたゆりやんさんが、持ちネタの英語風スピーチで喜びを語ると、伊藤さんは、「すてきなスピーチが聞けて…ぜいたくだ!」と締めた。

同社は発売を記念して、LINEフレンド限定ラベルのボトルやボトルキャップが当たるキャンペーンを実施。また、人気バッグブランド「マスターピース」の別注コラボリュックが当たるクラフトボスとZOZOTOWNのコラボキャンペーン第4弾を、5月8日から実施している。
公式サイト:https://www.suntory.co.jp/softdrink/craftboss/

 

 

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The Sarca Centre

イオンなんかでも見られそうな箱型ショッピングセンター。H&Mおっきいな。Sarca Centre, the Shopping Centre of the Avenue Sarca between Milan and Sesto San Giovanni, with Ipercoop, 80 shops, 14 restaurants for all tastes, Multiplex Skyline 10 rooms, many useful services, activities and events throughout the year..

「世界の広告費成長率予測」を発表

6月14日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。


2018年6月14日

◆2018年の世界の総広告費は、6,000億ドル突破し、過去最高となる見通し(図表1)

2010年から2019年まで10年連続の成長見通し(図表1)
2018年の前回予測(2018年1月)比では、市場規模1、2位の米国・中国のけん引などにより上方修正(3.6%→3.9%)(図表4)

◆媒体別では、二桁成長のデジタルがテレビを上回り、トップシェアに(図表2、3)

2019年にはデジタルがシェア40%を超過する見通し(図表3)
株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」(本拠地:英国ロンドン市)は、世界59カ国・地域から収集したデータに基づき、「世界の広告費成長率予測」(※1)を取りまとめました。今回は、2017年実績の確定と2018年予測の改定、2019年の新規予測を行っています。

2018年の世界の広告費成長率を3.9%(前回予測:3.6%)と見込むことで、総広告費は6,135億ドルに達し、過去最高となる見通しです。また2019年も、世界的にデジタル広告がけん引する形での堅調な成長(3.8%と予測)が見込まれます。これにより、世界の総広告費はリーマンショックの影響を受けた2009年以来、10年連続のプラス成長見通しとなります。

とりわけデジタル広告費は堅調で、今後も二桁成長が続くと予測しています。その結果、2018年には世界の総広告費に占めるデジタル広告費のシェアは38.4%となり、初めてテレビ広告費を上回ります。そして、2019年には40%超となる見通しです。

< 図表1:世界の総広告費 (地域別)>

図表1:世界の総広告費 (地域別)

■世界の広告市場をけん引するデジタル広告

世界のデジタル広告費の成長率は、2018年に12.6%(前回予測どおり)、2019年に11.3%と、二桁成長が続くと予測しています。そのけん引役は、オンライン動画広告とソーシャルメディア広告であり、2018年の成長率はそれぞれ24.6%(前回予測は24.5%)、21.6%(同23.5%)となる見通しです。なお、モバイルデバイス向けのデジタル広告は、2017年にデスクトップPC向けを追い抜きデジタル広告費内のシェアは50.3%となりましたが、さらに2018年には52.2%に達する見通しです。

その結果、2018年には世界の総広告費に占めるデジタル広告費の割合は38.4%(2,306億ドル)(※2)となり、初めてテレビ広告費の35.5%(2,132億ドル)(※2)を上回ることになります。また2018年には、調査対象の59カ国・地域のうち、21カ国・地域においてデジタルが媒体別広告費でトップになると予測しています。

< 図表2:媒体別成長率予測 >

図表2:媒体別成長率予測

<図表3:媒体別のシェア予測> (※2)

図表3:媒体別のシェア予測

■2018年予測の概要

2018年の上方修正の背景には、主要広告市場における堅調な成長、とりわけデジタル広告の更なる拡大と、「2018年平昌冬季オリンピック・パラリンピック競技大会」「2018 FIFAワールドカップ・ロシア大会」「米国の中間選挙」など大型イベントによる貢献があります。

市場規模で世界1位、2位にある米国と中国に加え、西ヨーロッパの英国やフランス、また東ヨーロッパのロシアなどが堅調であることから、ラテンアメリカを除く全地域が上方修正となりました。

一方、世界第3位の広告市場である日本は、緩やかで安定的な経済成長に伴い、2018年の成長率は1.5%を見込んでいます。前回予測の1.6%からわずかに下方修正していますが、これは前年実績が予想を超えて着地(予測は1.0%、実績は1.6%)したことに伴うものです。

< 図表4:主要国の成長率実績と予測 >

図表4:主要国の成長率実績と予測
※1 電通イージス・ネットワーク(DAN)は、世界ネットワークを通じて収集した情報に基づき、59カ国・地域の広告費の成長率を独自に分析・推計して年に2回公表しています。対象媒体には、テレビ、新聞、雑誌、ラジオ、映画館(シネアド)、屋外/交通、デジタルが含まれます。

※2 日本の広告市場のみ、上記「※1」記載以外の媒体の広告費(折込、DM、フリーペーパー/フリーマガジン、POP等)が含まれるため、媒体別のシェア予測においては、その部分を取り除いた数値を「世界の総広告費」(約6,000億ドル)とした上で、各媒体のシェアを割り出しています。

以上


電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0614-009553.html

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そろそろ日本もショートムービー戦争きますね。インスタやフェイスブックやブログとか言うてる場合やないかな

https://www.techinasia.com/tencent-bytedance-fight-short-videos

 

強豪が急伸してるからテンセントでも大変なんかも。日本ではまだまだショートムービーで勝負してるとこなさそやけど、そろそろ準備しとかないとね。夏終わったらSNSの業界?も様変わりしそうになってるかな。しかし日本ではどこのがええすかね。とりあえずYouTubeで練習しときますかな。コンテンツストック用に。

 

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広告会社が「知財」と「プロダクトデザイン」で始める新ビジネス

電通では現在、広告で培ったクリエーティブやアイデアの力を生かすため、「知財マネタイズ」という取り組みを始めています。これまでの業界カルチャーから見て、「広告会社」と「知的財産」は少し遠いものにも思えますが、実際に取り組んでみると「電通×知財」の可能性に大きな手応えを得ました。

電通のクリエーティブと先端テクノロジーを担うCDCと法務部知財課を兼務し、クリエーティブと知財の両方の視点を持つ堀田峰布子が、電通の知財マネタイズへの取り組みと目的についてお伝えします。

【目次】
はじまりの「Product Design School 2017」
電通の知財を利用したい会社が本当にいるのか?
知財マネタイズ第1号商品が間もなく発売!

はじまりの「Product Design School 2017」

2017年、筆者の企画で、電通社内のクリエーター向けに「Product Design School 2017」というワークショッププログラムを実施しました。

社内のクリエーティブ部署に告知をして、応募者の中から選抜した参加者は、アートディレクター、プランナーやコピーライターなど29人。ほとんどの人がプロダクトデザインに取り組むのは初めてでした。

このプログラムの成果である創作物は、本社1階のエントランスに展示していたので、読者の中にはご覧になった方もいるかもしれません。いくつか見てみましょう。

電通本社1階エントランスで展示された、29人の電通クリエーターによるプロダクトアイデア
電通本社1階エントランスで展示された、29人の電通クリエーターによるプロダクトアイデア
燃えてなくなる「紙鍋」/5CRP局・青木謙吾―さつまいもなどの食材を入れ、鍋ごと燃やして調理するアウトドア用調理グッズ。
燃えてなくなる「紙鍋」/5CRP局・青木謙吾―さつまいもなどの食材を入れ、鍋ごと燃やして調理するアウトドア用調理グッズ。
使用済みメガネレンズ入れ「D-GLASSES」/1CRP局・高嶋結―使わなくなったメガネレンズを、災害時などに簡易メガネとして使えるようにデザイン。
使用済みメガネレンズ入れ「D-GLASSES」/1CRP局・高嶋結―使わなくなったメガネレンズを、災害時などに簡易メガネとして使えるようにデザイン。
神棚のない現代の家のためのお札立て「ofudana」/2CRP局・勝又祐子―1年たったらお札と共に神社やお寺に納めて一緒に燃やすことができるスタイリッシュなお札立て。
神棚のない現代の家のためのお札立て「ofudana」/2CRP局・勝又祐子―1年たったらお札と共に神社やお寺に納めて一緒に燃やすことができるスタイリッシュなお札立て。

少し自己紹介をすると、私は電通入社以前、製造メーカーでプロダクトデザイナーの仕事をしていました。その経験から、「広告領域のクリエーターがプロダクト領域にそのスキルを拡張することで、これまでにないアプローチのプロダクトをつくれるのではないか?」と思っていました。

昨今は電通でも「広告領域以外」への取り組みが増えつつあります。そんな中、広告会社の強みを生かせる事業として、プロダクト領域でのビジネスには大きな可能性があると見込んで、このスクールを企画したのです。

本ワークショッププログラムは、企画からプロモーションまでの事業会社の実務の流れを一通り経験するものです。単純なデザイン分野にとどまらない「ものづくり全般」の知識が必要になりますし、「製造原価」などもクリエーター自身が算出するのが特徴です。

そして、各自の創作物の「知財権の取得」もプロセスに取り入れることで、その後の「知財マネタイズ」も視野に入れました。製造メーカーのプロダクトデザイナーなら、商品をデザインするという業務の中で知財を出願することは、日々の業務プロセスの中に入っている「当たり前」のことだからです。

ワークショッププログラムの三つの特徴

特に今回は、「デザインをして」「図面を引いて」「自らの手で工作する」というサイクルを何度も行い、頭の中で描くデザインと図面、アウトプットの整合性を取っていく行為を繰り返してもらいました。参加者からは、「図面を引くのは大変だったけれど、リアルな手触りのある体験ができてよかった」との声もあり、スキルの拡張体験としてとても好評でした。

なお、このスクールでは「段ボールでつくる道具」をテーマとしました。段ボールを使った理由は、身近な素材であり、加工がしやすく、価格も低コストで扱いやすいこと、また、実際のビジネス展開を考えた場合に金型などが必要ないので、製造する企業側の初期投資を小さく早く開発ができ、トライしやすいというメリットがあります。

プロダクトデザインスクール
プロダクトデザインスクール

本ワークショッププログラムの目的の一つは「知財の出願」でしたが、参加者たちの独自性や新規性のあるアイデアやデザインから、最終的に特許2件、意匠12件の出願を行うことができました。

特に意匠については、電通では過去、年に数件レベルの出願しかなかったことを考えると、「知財をつくる」活動のエンジンにもなったと思います。

今年度も引き続き「Product Design School 2018」を実施します。ぜひ、その活動にもご期待ください。

電通の知財を利用したい会社が本当にいるのか?

知財マネタイズの基本的な仕組みは、ライセンスを供与する「ライセンサー」が導入側の「ライセンシー」からロイヤリティー(知的財産権の利用に対する対価)を受け取るというものです。一般的に、意匠におけるロイヤリティーは製造原価の3~5%といわれています。

知財マネタイズのステップは、大きく3段階で構成されます。

ステップ1:「知財をつくる」

まず何らかの知的財産を生み出します。電通では、「アドテク領域」「データ&デジタル領域」といった現業に効果的な領域については、積極的に知財化する方針を立てています。その他の領域については、プロダクト領域やビジネスにつながるものを厳選、精査して知財化していきます。

ステップ2:「特許庁へ出願、権利化」

何でも権利化するのではなく、外部弁理士と連携して先行文献調査を行う他、「新規性」「独自性」「ビジネス可能性」「事業貢献性」「社会貢献性」といった視点で知財を評価し、効果的で戦略的な出願を行います。

ステップ3:「相手先との交渉→契約締結」

自社で出願し権利化された「知財権」について、相手先と交渉し、「ライセンス契約」を行います。契約形態は、先述したようなロイヤリティーでの契約を想定した「通常実施許諾契約」と、権利の買い取りの「譲渡契約」があります。

知財マネタイズのフロー

「電通の知財を利用したい相手先が本当にいるのか?」という質問を社内で受けることがあります。答えはYESです。

もともと産業界では、他社とのライセンス契約や譲渡などのビジネス活動が行われていました。さらに現在は、オープンイノベーションが進展していく中で、自社の知財の外部供与や、逆に他社の知財の導入といった活動が、より一層重要視され、活発化しています。

●知財の導入側企業のメリット

導入側企業には、技術やデザイン開発費の圧縮、スケジュールの短縮、第三者侵害リスクの低減メリットなどがあります。

具体的には、「技術力や生産力はあるが、アイデアやデザイン力が不足している、もしくはインハウスのデザインの部署自体を持たない企業」にとっては、他社から意匠権のライセンス供与を受けることで初期投資コストを少なくできます。

また、BtoB事業がメインの企業が、BtoCに向けて商品の企画やデザインを考えるような“BtoCシフト”の際にも、同様の効果があります。

●知財の供与側企業のメリット

ライセンス収入や譲渡収入といった新たな収益を得ることができるようになります。

知財マネタイズ第1号商品が間もなく発売!

電通にとって、自社の知財を積極的に権利化し活用していくことは、これまであまりありませんでした。しかし、私は電通の強みである「クリエーティブ」や「アイデア」の力は、知財の可能性の宝庫だと思っています。

「Product Design School 2017」に参加した電通のクリエーターたちは、皆プロダクトデザインについては専門家ではありません。しかし、今回、短期間で予想を上回る成果が出たことで、電通のクリエーターが持つ「プロダクト領域」での活躍に大きな可能性を感じました。

意匠権などの知財を活用した一連の取り組みは、今までにない電通のビジネスであり、「ビジネス・トランスフォーメーション」への小さな一歩かもしれません。優れたアイデアやユニークなクリエーティブは、知財として権利化することで、はじめてサステナブルに活用でき、かつマネタイズができます。

そして今回、電通本社1階のエントランスでワークショップの作品展示をしたことをきっかけに、段ボール製造メーカーの方からお声掛けを頂き、あるプロダクトの商品化が決定しました。電通としては、「意匠権のライセンス供与による商品化第1号」となります。

「知財をつくる」「権利化する」、そして「ビジネスへ」というスキームに沿って、展示から発売まで約7カ月という短期で実現した、知財マネタイズの事例です。

次回はこの「知財マネタイズ第1号商品」を例に、具体的な商品化までの開発ストーリーをご紹介します。

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「食の7つのテーマ、7年後の予言」を考える~2.若者

ニッポンの「食」の行方を、電通「食生活ラボ」のメンバーであれこれ考えてみました。例えば今から7年後の2025年には、この国の「食のシーン」は、どんな様相を見せているでしょうか? 掲げたテーマは7つ。それぞれの分野で知見を積む「食生活ラボ」メンバーが考えた、近未来の予想図です。

ゲーム化した「食」が、若者の貴重な共通話題に

「若者」の定義を18〜25歳とすると、2025年に若者になるのは今の11〜18歳あたりです。彼らは、思春期をスマホと共に過ごしてきた「スマホネイティブ」。小さい頃から、自分が欲しい情報に特化して触れているので、友人との共通話題は少ないという世代特性があります。その中で、食という誰もが関係するツールは貴重な共通話題になるはずです。

ただし、若者にとって、食の楽しみ方は「ゲーム化」していくと思います。ゲームは、一度クリアすると別のゲームを探すのが一般的。何度も繰り返してプレーするより、クリアしては次のゲームに行き…というサイクルです。若者の食も、そうなるのではないでしょうか。

イラスト:大嶌美緒(電通「食生活ラボ」)
イラスト:大嶌美緒(電通「食生活ラボ」)

最近は、虹色パスタなどが若者に話題ですが、これも「一度食べてみたい」という感情が強く、いったん体験するとまた別の料理を探す動きが見られます。その傾向は強くなり、次々に新しいものを見つけ、一度食べたらまた新しいものを探す。そんな、ゲーム化した食の無限消費、無限ループが生まれると考えています。そして、このサイクルの中で注目を集めた食が、若者の共通話題になっていくのではないでしょうか。


 
人が生きていくための源であるからこそ、生活のあらゆる面と影響し合い、社会構造の変化や文化の潮流までも映し出す「食」。電通「食生活ラボ」は、そんな食にまつわるソリューションを提供することで、食を通じて世の中を良くしていくことを目指すプロジェクト。
各種の得意分野と知見を持つメンバーで社内横断的に構成され、その社外にまで広がるネットワークを生かしたラウンドテーブル型のイノベーション創出に取り組んでいる。現在、社内構成メンバーは約20人。プロジェクトの源流は1980年代前半にまでさかのぼり、以来各種の知見の蓄積とアップデートを続けている。

 

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人工知能学会 (The Japanese Society for Artificial Intelligence) – 人工知能学会のホームページです。入会手続き、会議やセミナーの開催予定、学会誌情報などを掲載しています。

https://www.ai-gakkai.or.jp/

この学会て1987年??ころからあったんのね。今の人工知能ブームなんてどういう風に歴代の方々には写ってんだろうなあ。まあ、昔から基本的な手法は変わってなかったりして。

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ちょっと古い記事やけど木になっているのがこれ。IBC、ブロックチェーン技術を利用したkusabiの実証実験開始

https://coinhack.jp/media/articles/411#i-1

 

ブロックチェーン技術を利用した電子認証システムと、デバイスプロビジョニングシステムで構成される独自のIoTデバイス向けのセキュリティーサービスKusabi(楔)の実用化に向けた実験なんだけど。。。その後の成果はどうなってるんだろうか。めちゃ興味あるね。

共通ポイントの先駆け「Tポイント」が転機を迎えている。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30629220X10C18A5000000/

 

この記事以外にも次のステップがある可能性があるしね。決済が2次元バーコードになれば決済手数料がいままでのクレジットカードやこの手のポイントシステムとは比較にならないほど低いから、その2次元バーコードをやってるところがポイントを併用すれば一気に今までの構造は変わる可能性があるね。

ソフトバンクグループでロボット事業を手掛けるソフトバンクロボティクス(東京・港)は、自動運転技術を搭載した床洗浄機を8月に発売する。一度ルートを覚えさせれば、無人で床掃除が可能。人手不足が深刻化する中、清掃コストを削減したい商業施設などでの利用を見込んでいる。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31442960W8A600C1X35000/

 

この手の作業がどんどんAI+ロボットの組み合わせに変わっていくのは自然の摂理ですね。今の時代シェアリングの相手がロボットと言うこともあるしね。

ここにきて確実にフェイスブックの頭打ちが見えてきましたね。実際にアカウントはあるけどアクティブでないと言うのも結構います。

https://www.huffingtonpost.jp/zenichiro-tanaka/japan-sns-investigation_b_17522172.html

 

フェイスブック自体は実名と言うことを知る前からアカウントは作ってたけどそろそろ10年か、、、。ツイッターもそれぐらいからかな。。。。

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ここにきて確実にフェイスブックの頭打ちが見えてきましたね。実際にアカウントはあるけどアクティブでないと言うのも結構います。

https://www.huffingtonpost.jp/zenichiro-tanaka/japan-sns-investigation_b_17522172.html

 

フェイスブック自体は実名と言うことを知る前からアカウントは作ってたけどそろそろ10年か、、、。ツイッターもそれぐらいからかな。。。。

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パイロット「アクロボール」イベント 今年の織姫と彦星は、バイきんぐ

パイロットコーポレーションは6月9、10の両日、東京のSHIBUYA109イベントスクエアで、油性ボールペン「アクロボール」のなめらかな書き味を訴求するサンプリングイベント「~アクロボールで願いが叶いますように~PILOT アクロボールStar Festival」を行った。

イベント初日には、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二さんと西村瑞樹さんが、七夕にちなみ織姫と彦星の特注衣装で登場。短冊に記した願い事を披露した。小峠さんは「これ以上頭皮がなめらかになりませんように」と自虐たっぷりのお願いを発表し、「たまに“またハゲたな”って言われるんだよ!」と切実な様子。一方、西村さんは「かまずになめらかにしゃべれるようになりたい」としたためた。
2人は織姫と彦星として、ステージに上がった一般来場者の願い事を聞いた。
女性が「めっちゃかわいいチワワをもう1匹ほしい」と話すと、小峠さんが「そこのペットショップに行っていただいて…」と提案。西村さんは「すぐ終わらそうとすな!そういうことじゃない」とツッコみ笑わせた。その後「結婚できますように」「彼氏ができますように」などの願い事を聞き、参加者に「アクロボール」を贈呈した。

 続いて司会者が「次の方どうぞ」と招き入れると、ピン芸人のコウメ太夫さんとAMEMIYAさんがサプライズゲストとして登壇。コウメ太夫さんが「再ブレイク早くして!なめらかに!欲しいチクショー!」という願い事を披露すると、小峠さんは「ブレイクもしていない」「“なめらか”の使い方が下手だな!」と矢継ぎ早に指摘。AMEMIYAさんは「声帯炎に二度となりませんように」と書き、「アクロボールはじめました~」と持ちネタの替え歌を熱唱した。

同会場には西村さんがプロデュースしたフォトスポットも出現。ゴールドの短冊で構成されたフォトスポットがアンベールされると、西村さんは「大傑作ができた」と胸を張り、「女性が好きなキラキラをふんだんに使いました。全部金ですからゴージャス感が味わえます。インスタ映え間違いなし。ご家族、ご友人、恋人同士でぜひ来てください」と呼び掛けた。
イベント終了後、4人は一般向けのサンプリングに参加。「アクロボール」で書かれた短冊は後日、栃木県の足利織姫神社に奉納される。

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ブロックチェーン革命の鍵は“界隈性”にある!

<目次>
コミュニティーは“界隈性”を生み出しイノベーションを加速する
DBCCとFINOLABのオープンイノベーション
テレビ、デジタル、コミュニティー…各自の専門領域でブロックチェーン活用
 ・データマーケティングがブロックチェーンで進化する?
 ・プログラマティック広告の課題をブロックチェーンで解決
 ・界隈性を生み出す仕組みをブロックチェーンで構築

コミュニティーは“界隈性”を生み出しイノベーションを加速する

電通ブロックチェーンコミュニティー(以下、DBCC)の蓮村です。

ブロックチェーンは画期的な技術ですが、それ自体が何らかのサービスを人々に提供するわけではなく、あくまでも「さまざまなサービスを支える」インフラです。

このインフラを使って何ができるか、ということについては、技術ありきで考えても良いアイデアは浮かびません。

つまり、ブロックチェーンでイノベーションを起こすためには、「ブロックチェーンと、既に自らが取り組み深く理解しているビジネスや業務とを掛け合わせると、どんなイノベーションが起こせるのか」という発想が必要です。

そのため、あらゆる部署にまたがった電通社内横断組織として発足したのがDBCCです。さまざまな領域に専門性を持つ社員たちが、自身の領域にブロックチェーンを活用することを考える組織です。

DBCCの立ち上げは、筆者と、電通ラジオテレビ局の岸本渉さん、電通デジタルの村山亮太さんで行いました。

私たち3人は当社グループの経営人材の育成プログラムであるDentsu Management Institute(DMI)の同期で、7カ月間、実に濃密な時間を共にしました。

Dentsu Management Instituteに集った社員たち
Dentsu Management Instituteに集った社員たち

その間、専門分野の違う3人が、それぞれの領域に先端技術、特にブロックチェーンを活用してゆくと、どのようなイノベーションにつながるのかを議論する日々を持つことができました。

以前、電通報にも寄稿しましたが、私はイノベーションの源泉は“界隈性”にあると考えています。つまり、「開かれた有機的なコミュニケーション」と「異なる分野の出会い」です。

※界隈性とは?
もともとは、建築や不動産業界で用いられる専門用語。地元民や来訪者も含めた多種多様な人々が往来し、つながり、コミュニティーを形成している街の状態を「界隈性がある」という。転じて、「イノベーションが起きるのに足る有機的かつ濃密で開放的なネットワークやコミュニケーション」が存在するコミュニティーを「界隈性がある」と蓮村が定義した。
思えば、育成プログラムを通して経営について広く深く学んだこの「場」は同時に、先輩・後輩も関係なく、電通鎌倉研修所で同じ釜の飯を食べ、さまざまなことを何日間も語り合えた、正に“界隈性”を体現した空間でした。

そしてこの経験が後にDBCCの発足につながっていきます。

FINOLABとDBCCのオープンイノベーション

ブロックチェーンという次世代社会インフラ、「価値のインターネット」と称される技術に関心のある社員で“界隈性”を形づくるのが、DBCCの趣旨であり機能になります。

DBCC発足のリリースを出すと同時に、決起会をFINOLABのミートアップに交じる形で実施しました。FINOLABとは、筆者が企画から運営に携わる日本初・最大のFinTechコミュニティースペースで、50社弱のFinTechスタートアップが参画しています。

DBCCのプレスリリースに掲載の通り、電通社員とFINOLAB会員との有機的交流を促し、オープンイノベーションを促進することも、DBCCの目的の一つです。

決起会の日、偶然FINOLABに居合わせた日本を代表するブロックチェーンスタートアップや、仮想通貨関連法制の第一人者のFINOLABメンターも、流れでDBCCの決起集会の2次会に参加してくださり、非常に深いディスカッションができました。

偶然と場の流れで、このような機会を得ることができるのも、FINOLABがこの2年半で形成してきた界隈性によるものだと感じております。

テレビ、デジタル、コミュニティー…各自の専門領域でブロックチェーン活用

DMIのおそろいのパーカーを着たDBCC発足メンバー
DMIのおそろいのパーカーを着たDBCC発足メンバー。左から電通デジタル村山亮太さん、BD&A局蓮村俊彰、ラジオテレビ局岸本渉さん

DBCCは設立から日が浅いですが、既に多くのメンバーがおり、それぞれの専門領域へのブロックチェーンの活用について取り組んでいます。ここでは、共同発起人の三人の活動に少し触れたいと思います。

データマーケティングがブロックチェーンで進化する?

ラジオテレビ局の岸本さんは、ディープラーニングを用いたテレビ視聴率予測システム「SHAREST(β版)」や、テレビとデジタルを横断する統合マーケティングプラットフォーム「STADIA」の利活用に長年携わってきました。

岸本さんは、ブロックチェーンが生み出す新しいサービスを生活者に提供することを通して、生活者の利用許諾を得たテレビの視聴ログデータやDMPデータなどを広く集積することができないか、検討を進めています。

また、ウォレットIDを核としてさまざまなIDを統合するマーケティングの仕組みや、個人情報・行動履歴の流通を事業者側ではなく生活者側でコントロールする仕組みを、さまざまな先行事例をリサーチしながら検証しています。

SHAREST(β版)
岸本さんが手掛けるSHAREST(β版)では、放映前の番組の視聴率を事前予測できる。

プログラマティック広告の課題をブロックチェーンで解決

現在電通デジタルに出向中の村山さんは、良質なデジタル広告媒体・広告枠で運用される「電通プライベートマーケットプレイス」(電通PMP)の起案・立ち上げや「アドベリフィケーション推進協議会」の起案・推進を行い、健全なプログラマティック広告の発展のために従事してきました。

また、「People Driven DMP」の構築に携わり、さまざまなデータ連携を通して、新たな価値を提供できないかを模索してきました。

彼は、日本のプログラマティック領域における大きな課題であるデータ量やデータ精度の問題をブロックチェーンなどを使った「データシェアリング」で解決できないか、具体的な検討をパートナー各社とスタートさせております。

さらに、広告などによる態度変容や実際のアクションに対する寄与度を可視化する(=アトリビューション)プロジェクトをスタートさせ、その解決策の一つとしてブロックチェーンの利用を考えています。

村山さんの記事
主にテクノロジーやデータの領域で精力的に活動する村山さんは、ウェブ電通報にも多くの寄稿をしている。

界隈性を生み出す仕組みをブロックチェーンで構築

そして私蓮村は、2016年から運営しているFinTech産業拠点FINOLABの企画者で、設立発起人の一人です。設立以来、FINOLAB会員スタートアップと電通とのオープンイノベーションを推進してきました。

産業創造やエコシステムプロデュースといった領域において、デジタルアセットやトークン、スマートコントラクトをどのように生かすと、より一層、産業創造やエコシステムプロデュースが捗るのかという点を日々考えています。

以前の連載でも言及しましたが、「場」を物理的に用意しただけでは「界隈性」は生じません。かといって、そこにスタートアップや有識者、企業担当者をただ招き入れただけでも、まだ足りず、有機的交流は生まれず、界隈性に至りません。その“もう一歩”につながる仕組みとして、「ブロックチェーン」を活用した仕組みを試してみようと現在検討を進めております。

日本のフィンテックベンチャーが集う一大拠点として機能しているFINOLAB。蓮村が企画から運営まで携わっている
日本のフィンテックベンチャーが集う一大拠点として機能しているFINOLAB。蓮村が企画から運営まで携わっている

ここで紹介した話やそれ以外も含めて、今後DBCCとしてPOC(概念実証)などに取り掛かっていく予定です。次回はそうした取り組みの一つを紹介できればと思います。

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UPDATE 1-仮想通貨規制を国際基準に格上げ、FATFが検討開始へ=関係筋 | ロイター

マネーロンダリング(資金洗浄)対策などの国際協力を推進する政府間会合、金融活動作業部会(FATF、本部パリ)は、仮想通貨交換業の規制について、これまでの拘束力のない「ガイダンス(指針)」から加盟国の義務となる「スタンダード(基準)」への格上げを目指す。24日からの定例会合で具体的な検討に着手し、遅くとも2019年中には実現する見通しだ。関係筋が12日、明らかにした。3月の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の共同声明に基準の見直し要請が明記され、FATFは検討を本格化させることになった。FATFは2015年6月、仮想通貨交換業の規制に関するガイダンスを公表。その中で、交換業の登録制か免許制の導入、マネロン防止のための顧客の本人確認、疑わしい取引の届け出、記録保存義務を求めた。このガイダンスを踏まえ、日本は世界に先駆けて17年に仮想通貨交換業の登録制を導入した。しかし、FATFのガイダンスには加盟国に対する拘束力がないため、各国の仮想通貨交換業への規制にはばらつきがある。今後のFATFの議論では、3年前のガイダンスの内容が現在も妥当かどうかや、主として金融機関への適用を念頭に置く「基準」を新興の仮想通貨交換業に適用できるのか、仮想通貨取引を禁止している国との関係などが焦点になるとみられる。日本政府はFATFのガイダンスを基に規制を導入した経緯から、FATFでの議論をリードしたい考え。19年にG20議長国に就任することを念頭に、遅くとも19年中には「基準」への格上げを実現することを目指す。政府関係者は、米欧の協力は得られそうだとの見通しを示した。FATFは35の国と2つの地域組織で構成している。仮想通貨交換業を監督する金融庁のコメントは、現時点で得られていない。(和田崇彦 編集:布施太郎)
— 読み進める jp.reuters.com/article/idJPL4N1TE3HU

いいことだな。